昨年生まれたカブトムシが羽化してから、かれこれ3か月。
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ある子は友だちに引き取られ、ある子は★になったりで、少しずつ頭数が減ってきました。
それでもまだまだすごい数が居てうるさいのですが😅
結局100均でケースを買い足したりして、ほとんどの子が個室で育っています。
天敵もなくエアコンの効いた部屋でのびのび?過ごしています。
でも
自然の中で生きられず狭いケースに閉じ込められて、かわいそうなんじゃないか
という考え方もあると思います。十分理解できますし、ある程度共感はできます。
では、これが犬や猫だったらどうでしょう?
自然の中でのびのびと生きた方が幸せだという人が多いでしょうか?
人間と同居して家族として可愛がられて、エサもかかさず与えられている姿を見たら
このワンちゃん・猫ちゃんは幸せだね😉
という人は少なくないと思います。
恐らく生態系でいえば、自然界ではカブトムシよりも犬や猫の方が上位だと思います。
捕食される可能性も少ないでしょう。
一方でカブトムシは常に捕食される危険と隣り合わせで、太く短い一生を終えます。
餌場(縄張り)争いも激しく、毎日樹液が吸えるとも限りません。
自然環境で2か月、3か月・・・と生き長らえるカブトムシはギネス級かもしれませんね😮
また犬や猫、多くの鳥さえも、子育てをします。
カブトムシは交尾したら産卵し、子育てはまったくしません!
子育ての楽しさや愛情みたいなものは、ないでしょう。
それでもメスは少しでもいい土を探し、卵同士が近づかないようにせっせと動き回り、
多くの卵を産んでいきます。カブトムシの卵はメスが固めた土に守られて、孵化します。
同じ虫でもアリや蜂は卵の孵化や幼虫の養育を行ったりします。
そう考えると、天敵もなくエサの心配もない環境は、カブトムシにとっては好適環境です。
のびのび生きる代わりにサバイバルの世界を生きる
外界との接点は少ない代わりに、管理の行き届いた環境で大きく育つ
あれ?何だか中学受験とも似ているところがありますね😅
のびのび生きた方がたくましそうですが、勝ち抜くのは大変です。個体差が強く出そうです。
管理された環境では効率よく育つことができますが、人工的でない自然界は苦手かもしれません。
そうはいっても、自由に見えて実は相互信頼と相互不信による均衡を保ち、
制約ある社会に生きているのが人間という生き物だと思います。
完全に自由すぎる生き方に慣れると社会に溶け込みにくかったり、
同じ境遇の仲間が乏しくて寂しさを感じるかもしれません。
どちらがいい、という話ではないですね、ほんと。
中学受験は割りと狭い世界の話だと思います。
そういう意味では、進学先は社会や世界とつながりやすい、
そこそこ自由な学校もいいかな~🤔
なんて思ったりもします。娘がどんな学校を気に入るのか、今から興味津々です👋