上の子の時の中学受験では、夏の合宿が終わって
なかなか上位に食い込めないなぁ
最大瞬間風速で上位の成績を取れても、維持するのはかなり厳しいなぁ
と思っていた気がします。それと同時に
まぁ勝負はこれからだろう
とも。
しかし後から気づいたことは、
もし難関校を目指すなら、4年生の時点で
- どこまでの学力が6年生2月で求められるのか?
- それを身につけるにはどれくらいの学習量が必要なのか?
を理解している必要があった
ということでした。
一周目の時点では、それを知る由がなかったというよりも
そういうものだとは思わずに、良い成績を取れば自然とその道に進む
という感覚でした。
塾に通って課題に取り組むだけだと。質の違いまでは感覚を掴めていなかったと思います。
何となく成績が上がるものではないし、かといってがむしゃらに詰め込めばいいわけでもなく、
先取りをして逃げ切ればいいというものでもないと、今でははっきり感じています。
一部の
一瞬で何でも吸収できてしまう、しかもそれが無限に続くような子ども
を除けば、難関校を目指すにはガイドラインが必要だと思いました。
それを具体的に垣間見たのが、たとえば日能研のTMクラスのプログラムのように
6年生2月の難関校受験から逆算したロードマップ
でした。
すべての塾のすべての校舎、すべての先生ではないと思いますが
難関校に合格するための量や質の肌感覚を知っている塾・校舎・コース・先生
はある(居る)と思います。
その道のプロです。NNの先生方なんかも、そこに特化していました。
そういうプロのアドバイスやノウハウを、親は事前に知っておく必要があったかなと。
二週目の今は明瞭にとまではいえないものの、難関校受験に必要な学習量と質を感じることができます。
そして今の段階でいえば、娘の学習内容(質・量ともに)は必要量に対してビハインドです。
つまり4年生10月の時点では、遅れているということです。
国語はちょうど良いペース(但し語彙・熟語は不足)、社会も良いペースに乗せられそう、
理科は一部単元に穴を感じる、算数は処理能力と応用力(技術の蓄積)に課題あり
と思っています。
算数の復習に時間がかかることで理社が圧迫されているとも感じるので、
算数のペースをコントロールして理社に穴を開けないように注意しています。
だからこそ、算数をなるべく娘のペースできちんと学ばせたいと思っています。
消化不良で先に進むのは、見えない負債を増やしていっていることにほかならない・・・
算数の課題(スピード、知識の円滑な出し入れ)を6~8か月でクリアすれば、
5年生の夏には量を増やすことができると思います。
処理能力が上がらないのは、身につけた技術を自在に使える形に落とし込めてないから。
それはインプットでなくアウトプットして定着させる時間が足りてないから。
その理由は、かみ砕いて理解したいのにペースが速いからという考えです。
アウトプットすることで手応えを掴む時間を作ってあげたい。
ただ・・・そもそも計算は「技術」が身についていない😭計算を忌避するなんて論外です。
難関校は割り切れなくて不安になるような数値になることもザラにあるのだし。
今から1年後くらいに4教科でバランスよくなっていることが目標です。
後れを感じるのは焦りを呼び込みますが、先を考えて今やることをやりたいと思います👋