前回は、
成績が上がらないということについての、他者要因と自分要因
について考えてみました。そして今回は、
自分要因として分類してみたい「塾が合っていない」可能性
を考えてみたいと思います。
勉強方法でなく
塾が合ってない(先生が嫌、友だち(雰囲気)が嫌、その塾が嫌)
というケースでの成績伸び悩みです。この場合は通塾に少しためらいがあるかもしれないので、
注意深く観察したり塾の話(成績ではないです!)を聴いたりすると良いと思います。
私は子どもが通塾している際に、
何でもいいから、子ども自ら塾の話をしてくれるように話題を振ること
を意識しています。 上の子の時は
教室で先生が、タブレットでマンガを読んでいた
特定の女子生徒と話している時間が長い
とか、聞いたこともありました。もちろんすべてを鵜呑みにはしませんが、
そういうことがある、そういうところに不満や贔屓を感じている
という話を聞いておくことは無駄ではないと思います。
子どもの話を聞き出すために気をつけているのは、
何でもいいから🤣しゃべらせること
です。割りとあるあるだと思うのですが、話題を限定して質問すると
別に😒
ふつー😒
何もない😒
みたいな塩対応しかされないですか?子どももバカではないので、
余計なことを言ってまた成績の文句を言われたくないし、他の子と比べられたくない
と思っていたります。幼いながらに”沈黙は金”を知っているのです😮
成績や得手不得手はデータでも感じますし、テキストや宿題のチェック、そこから見える
科目や単元ごとの取り組み姿勢から垣間見えます。むしろ親として私が知りたいのは
塾が楽しいと感じているかどうか(つまり、塾でのトラブルや不安要素がないか)
なので、話題は何でもよいのです。とにかくしゃべらせることが大切だと思います。
そして塾・先生・友だちのいずれかに問題があれば、環境を変えることも検討が必要です。
わが家では実際に環境を変えましたし、環境を変えやすい状況を維持しようとしています。
※積極的に変えるのではなく、必要な時に動けるようにしておく、です。
成績が上がらない話は単純ではないので、動揺するよりは要因分析が大事だと思います。👆
まとめると・・・思ったより成績が上がらない場合は、
まず他者要因であれば、結果に振り回されず答案から学力を分析したい
分析の結果、発達度的に適切なペースと思えるなら、焦らず基礎は押さえておきたい
自分要因であれば内発的動機の強さを見て、楽しくない理由を考える
内発的動機はあるけど伸びなくて困っている場合は、プロ(第三者)を頼る
集団塾で先生に限界があるなら、短期的でも個別指導を考えるのはありかも
トラブルや不安要素があれば、塾に相談したり環境を変えることも選択肢に入る
と私は思いました。一周目の経験と、いま娘の伴走をしていて試みながら感じていることです。
成績は結果でしかなく、すぐに上下する成績は実力と言い切れない可能性があります。
また安定した状態で成績が伸びてくるには、それなりに時間がかかると思います。
しかも周りが頑張るので伸びにくかったりもします。
数値よりも「できるようになったこと」を観察しなければならない場面は、多いと思います。
長期的に成績を伸ばしていくには、内発的動機(心理的報酬)が一番の原動力と思います。
憧れの学校(目標!)で頑張れるのは、中高生に近い感覚とも思います。
小学生の場合はやはり
学ぶことが楽しい🤩
オレ・ワタシってすごい😍(=自分が好きと思える状況)
が味わえることが一番なのかな~?🤔と思います。
そして今は、なるべくそんな毎日を娘が感じられるよう、
その都度様々な手段(スモールステップを作ってあげる)を駆使して、
小さな心理報酬が少しずつ得られるようにすること
が、今の私の伴走課題です😓
まだ小学3年生なので成績の伸びで悩んだりはしませんが、
中学受験、やってよかった🤩
と子どもが思えるように、心理報酬を意識しています。
自分で目標設定できるようになるのは、中学生になってからでいいかな😅
それに・・・
成績を目標にしてしまうと、高学年になって思うように伸びない時にメンタルがきつくなる
と思っています。
成績は簡単には伸びないし、親が勉強を頑張っても子どもの成績には効果が薄そうです。
次回は「”親のサポートが大変”という保護者の声」について思うこと🤔を書いてまいります👋