視覚化の第一歩としてこの冬は、線分図を本格的に身につけさせようと思っています。
そこで登場するのが「小学4年生までに身につけたい和差の思考センス」です。
3年生前後の子どもには、少し難しいけど頑張れば理解できそうかな🤔
という、ちょうどよい内容だと思います。先月購入して娘に渡したところ
解いてもいいの?
と聞いてきたので、
好きに書き込んでいいよ。今は読書のつもりでパラパラ眺めるだけで十分だから
と答えました。数問解いてからはしばらく放置されてます🤣
冬休みにやろうと思っていたので、そろそろ再開ですね🤩
たかが線分図なのですが、これは多くの場面で問題理解を助けてくれます。
早稲アカとSAPIXのカリキュラムを引用しますが、4~5年生では和差に関する単元が多数あります。
四谷大塚は確認していませんが、早稲アカが四谷大塚の予シリを使っているので同じとみなします。
早稲アカ4年生
以下で黄色く塗ったのは、和差の思考センス(視覚化)が重要な単元(※私の主観です)。
総合回を除く31単元のうち、13単元(4割以上)が該当。
早稲アカ5年生
総合回を除く31単元のうち、13単元(4割以上)が該当。
SAPIX 4年生
総合回を除く53回のうち、19回(36%)が該当。
SAPIX 5年生
総合回を除く51回のうち、19回(37%)が該当。
中学受験算数において、和差の思考センス・視覚化が重要というのは、上の子で学びました。
まずはその入口である線分図を身につけます。
娘の課題は
線分図を正しく使うこと
※何でも線分に置き換えればいい、ではなくて、
同じ数値を左に揃える、
線の長さをそれなりに長短区別する(いずれ比が出るから)、
図示化→計算→図への書き込みプロセスの定着、といったこと
です。
私の課題は
線分図という具体例を見せることで、視覚化の重要性という抽象知識を伝える
です。娘に伝えたい知識として
困ったときは、まず文字でも図でもいいから視覚化・具体化し、思考を整理することで、
前に進める可能性が高まる(問題解決の手段のひとつである)
があります。生きていく上で、算数だけでなく人間関係や仕事での課題解決など、
視覚化することで状況を把握したり、関係者と情報を共有できたりします。
ロジックで解決できないことは多々ありますが、手段としての視覚化は役立ちます。
この冬はいろいろな課題に取り組んでいますが、
処理能力が伸びてきたお陰で取り組める量が格段に増えています。
課題処理能力、シンクシンクの得点力などを見ていると、脳🧠が急激に成長していると感じます。
やはり8~10歳というのは、脳が著しく成長する時期なのかもしれません。
過不足ない適切な負荷を見極めて、退屈しない・苦しまない冬にしたいです💪