前回に引き続き、文英堂の「小学4年生までに身につけたい~」シリーズです。
低学年のうちに取り組むには少し早いけど、読書として眺める程度なら面白いかな🤔
と思って買っています。
平面図形に関していうと、4年生以降になれば定番の変形ワザは塾で散々やりますので、
今から問題を解けるようになる必要はまったくありません。
なので解き方を教えるつもりもまったくありません。
この「4年生までに身につけたい平面図形のセンス」で感じてほしいのは、
等積変形という概念
です。低学年の時期だからこそ、面積を求めるという算数を覚える前に、
パズルの感覚で、楽しく自由に図形を動かせる気がする😅
と期待しています。効率の良い変形や組み合わせは答えや解き方に記載されていますが、
解かなくていいから読んで面白がってくれたら
というのはそういう意味です。
大人なら何となくわかることでも子どもからしたら
〇と□が同じ広さになるんだ
というのは不思議な感覚なんじゃないかなと思っています(私だけ?😅)
コップの形で飲み物の量の多い少ないにだまされてしまうように、
形の違う図形でも、同じ広さだったり大小関係が逆だったりというのが、
だまし絵みたいで面白い。
そういう感覚を、面積を求める問題でゴリゴリ覚えるのではなく、かといって、
単なるだまし絵で算数と結びつきにくい
という距離感でもなく、
いずれ算数になるけれどどこか楽しい
というバランスくらいで「算数の楽しさ」を、それとなく味わわせておきたいのです😅
本では「センス」と言っていますが、私は才能的なセンスでなくて「楽しさ」が鍵🔑だと思います。
親子で
これが同じなんて嘘だよね~
とか、
これケーキ屋さんが取り入れたら騙されちゃうよね~
という感じでワイワイと楽しめたらと思っています。
こういう感覚は、最近はやりの
ステルス値上げ😱
にも通じるものがあると思います。
パッケージの形、文字や写真の割合、様々なところで時に騙されたりしています😅
本格的に学ぶのは4年生以降(なのに4年生までになんて言わないで~😱)ですが、
読み物として遊びながら図形の面白さを伝えていこうと思います👋