私なりに考えた応用力の伸ばし方(後編)です。中編はこちら👇
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念のための注意書きですが、今回の話は「算数に必要な国語力(≒応用力)」です。
基礎力を高める話ではないので、基礎ができていなかったら基礎が最優先です。
間違っているかもしれませんが、算数に必要な国語力の私のひとつの答えは
問題の熟読、そしてそこからの図示化・視覚化(→言語化・問題説明力=再現力)
です。「どういう問題か、説明してくれる?🤔」と聞いています😉
但し子どもは言語化に不慣れなので、ニュアンスや感覚が汲み取れればOK👌です。
絵や図で描いてみようよ(推しキャラなど使えればさらにgood👍)
は、ウチの場合かなりノッてきます😆
説明させる(その気にさせる)のがとても重要なので。
算数の問題は必ず、
複数の要素の関係性
からできています。植木の間隔、電車のすれ違い、図形の比、立体の切断。
どんな問題でも複数の要素の関係性があります。
これ(問題文の情報)をよく取り出して、自分がわかるように整理する。
だって難しくするために、いろんな情報がうまく隠されているのですから😅
結局出題者との知恵比べですもんね。構図は単純といえば単純かも。
なので応用力(問題の本質を見抜く)には、さらに次の段階があります。
それが中学受験における総合力の究極到達点だと私は思っています。それは、
出題者の題意を読み取る力
入試で実力を出し切るために必要な力です。なぜなら合格に直結するからです。
題意に沿って書かれた答えは、採点者(単独・複数)にも〇にしやすいものになるはず。
以前も少し触れましたが、また今度書きます😅
※2024年からの入試傾向として、
「中学レベルの内容でもリード文で小学生にもわかるようにして、思考系問題を出す」
ということが、”4教科すべて”で表れ始めています。この傾向は強まるはずです。
したがって今後求められる力は、どの教科でもよく読んで対応できる力、と思います。
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娘がやっと
問題文の中に答えが書かれているね~
と言ってくれて、少し前進しました。
もちろん思考系の問題が解けている子は問題をよく読んでいるはずなのです。
しかし大事なのは
”意識”として、”問題に手がかりがある”と自己認知したこと
なのです。無意識に読んでいるのではなく、選択的行動の一つとして追加されたのです。
それは、何となく知っているといった感覚でなく、言語化された証拠だと思います。
今後娘は難しい問題、初見問題に遭遇しても
きっと問題の中に何か手がかりがあるはず
と思って、用心深く問題と自分の考えを疑うことでしょう。これが非常に重要です。
思考系の問題も粘り強くなりました😭
あと1~2年したら、問題に穴が開くほど読むような子になってくれるかな🤔
そうなってほしいと祈りつつ、粟根先生の記事にも感謝です👋