私なりに考えた応用力の伸ばし方(中編)です。前編はこちら👇
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塾が先取りを推奨しないことと、応用力の育て方には割りと深い関係性があると思ってます。
塾は、新しい単元を知らないうちに新鮮な驚きと講師の巧みな教務力で、
解き方でなく問題を考える楽しさを子どもたちにインプットすること
を期待していると感じます。それは
言語化が難しく感性や感覚で型を覚えていく
という、
子どもらしい特性
をよく理解した上で、次々と出てくる新しい単元を
理屈っぽい無味乾燥な暗記でなく、楽しい問題
として心に印象づけていく。その狙いのためなのではないかと🎯
何たって感性に働きかけなければなりませんから😅
講師でない私でも、それがどれほど充実した教え方なのかはわかります。
だって食いついてきて質問してくれたら、いくらでも教えてあげられますもんね💪
もし普段、子どもの勉強を管理したり教えたりしていた時に、子どもがキラキラした顔で
ねぇ、見て見て!この問題すごく面白いんだよ🤩
この問題得意かも!もっと解きたいな😍
なんて言ってきてくれたら、いくらでも相手しようという気になりませんか?
学力以上に「やる気スイッチ」なるものを求めるのは、そのせいではないでしょうか🤣
大学受験の予備校の授業とは大違いですね。あっちは高度な論理展開の連続です🧐
高校生に向かって、知的でないギャグや脱線で働きかけても滑るだけでしょう😱
※ちなみに成績のために不安で先取りを考えるのであれば、個人的には先取りよりも
「塾で習った新しいことを、その日+翌日+翌々日の3日間復習する」
を提案したいと思います。疲れていても、です。復習サイクルの確立でもあります。
とはいえ楽しさを失わないために、「鬼の形相で復習させる」のは微妙に思います🥴
アウトプットを求めがち、すぐ解きたがり~な人は、基本はすぐ「わかった」と言います。
大抵は「解き方がわかった」「もう解ける」と言いたいのです。
そうすると難しいことを教える塾がいい、最上位クラスがいいなんて思うかもしれませんが、
もし
基本は解き方だけ教えてあとは生徒のペースで応用問題に時間をかける
なんてやり方をしている塾があるとしたら、学力定着には向かないと思います。
一歩踏み込んでいえば・・・
「習ったことなら解ける子」は、難関校の入試で容赦なくふるい落とされる
と私は感じています。
初見を楽しく解いていける、柔軟で素直で、でも基礎学力がある子を求めているのは、
ここしばらくの入試問題傾向を見ても明らかだと感じています。
だから
基本をさっさと終わらせてすぐ応用に入り、ひたすら数をこなす
を求めるやり方は、6年生後半になってから苦しくなると思っています。
4年生5年生の模試をやっている間は楽でしょう。偏差値マジックで安心できるかもしれません。
しかし本当に、入試本番は別物です。
一発勝負は、その日に実力が出せる力(≒初見にピークを持ってこられる力)次第です。
次回は、私なりの応用力の伸ばし方と最近の入試傾向を絡めることで、
なぜこのような応用力の伸ばし方なの?🤔
をまとめて、終わりにしたいと思います👋