前回の記事で、
問題を解けてしまうからこそ、真の応用力が育たないというリスクがあると考えている
と書きました。
girl.chugakujuken-challenge.work
これを防ぎ、本当の応用力が後々育ってくるにするために仕込んでいるのが、
問題把握力の育成
です。これは一周目の経験から何を改善すれば良いかを考え、私なりに出した答えでした。
girl.chugakujuken-challenge.work
粟根先生の記事でも似たようなことが書かれていました(引用します👇)。
算数の応用力を鍛えるためには、
「一見すると違うが、問われている本質部分は同じ問題」を
何題か連続して取り組むことが大切です。
この取り組みは、自分が知っている問題と「同じ部分」を見つける練習となり、
さらに「違う部分」を明らかにすることができます。
そして「違う部分」に対して思考を広げる経験値を積み上げることで、
初めて応用力を身に付けることができるのです。
問題の本質を見抜くこと。これに尽きるのです。特に偏差値でいえば60を超えてきたら必須です。
娘は処理速度に課題を残していますが、スピードを上げることはせず、
スピードが結果的に上がるアプローチを取っています。それは
問題の本質を見抜き、最短で解ける工夫をすぐに使えるようになること
です。
- 計算の順序を入れ替える
- わからない数字はAとかBに置き換える
- 図を大げさに(極端に)書いてみる
- あえて間違った数字を入れて、どうしてダメかを知る
そういった大胆な工夫をためらいなく使えるようになってほしいのです。
本質を見抜いていれば、自分が脱線していない自信が必ずあります。
迷いなく解いていくというのは、結果として処理速度が最も早くなるはずです。
計算スピードや書く速さではなく、思考の効率化が鍵ということです。
粟根先生は最後に、とても上手に文章を締めていました(ただただ感嘆😶)
「応用力を付けるには基本が大事だ」とか、
「まずは典型問題が確実に解けるようになってから応用問題に取り組もう」などとよく言われます。
それならば「基本・典型問題」を学ぶ際に応用力につながるような学び方をする必要があります。
そのためには「何を覚えて、何を練習するべきか」を子供が見失うことがないように
周囲の大人は留意しておかなければならないでしょう
お、重たい😬
大人が学ばないとダメだって言ってるんですよね、きっと。
じゃあどうすればいいのさ~🤨
って思いますよね?
次回は、私なりに考えたやり方について書きたいと思います👋