2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

問題把握力の育て方(試行錯誤の結果)

前回の記事の途中で、

算数に必要な国語力の私のひとつの答えは

問題の熟読、そしてそこからの図示化・視覚化(→言語化・問題説明力=再現力)

です。「どういう問題か、説明してくれる?🤔」と聞いています😉

但し子どもは言語化に不慣れなので、ニュアンスや感覚が汲み取れればOK👌です。

絵や図で描いてみようよ(推しキャラなど使えればさらにgood👍)

は、ウチの場合かなりノッてきます😆

説明させる(その気にさせる)のがとても重要なので。

girl.chugakujuken-challenge.work

といったことを書きました。ここでは重要な具体の話が抜け落ちていたので

不親切かも・・・😥

と思い、少し掘り下げます。

 

わが家には後付けの壁掛けホワイトボードがあります。実はそれ以外に、

持ち運び可能な軽量ホワイトボード

も持っています。前は私が仕事で使っていました。類似品を紹介します👇

www.nakabayashi.co.jp

そしてもう一つ欠かせないのがこれ👇

www.pilot.co.jp

PILOTのボードマスターです!(しかも全色。詰め替え用カートリッジも常備)

子ども相手には、この”全色!”が大事なんですよ~

普段あまり目にしない緑やオレンジは、すぐに使いたがります🤣

手を動かすきっかけになるなら何だってやるさ!💪

と思っています。緑やオレンジのお陰で

子どもがペンを持って何かを描き始める

ということのハードルが低くなるのです。いつかわかります、きっと。

 

子どもの頃、何色のクレヨンを使ってました?私は12色でした。

18色セットを持っている子って、ちょっと得意気だったりしませんでしたか?

それこそ

24色セットで見たことない色まで持ってる🤩

なんて子はスターでした。そんなの売ってるんだ、へー!みたいな。

24色セットってこんなに重たいんだー

12色セットってかっるーい

と、子どもながらに格差を感じたものです。たかがクレヨンで。

 

子どもは問題の説明や法則の言語化は苦手ですが、感覚は何かしら掴んでいます。

他に手がかりがない以上、子どものニュアンスや感覚はとても大切で、

これを見逃さないように気をつけています。また、絵や図を描いてもらったり、

あるいはこちらから描いてあげると、お互いの頭の中に同じ絵が共有できます。

実際にホワイトボードを使った例を、以前書きました。

girl.chugakujuken-challenge.work

また、いきなり問題の分析とかを始められない時もあるので、そういう時は、

ねぇねぇ、とりあえず落書きしてよ

といって脱線させます。めちゃくちゃな話ですが、とりあえず手は動き始めます。

これによって手を動かすハードルが下がり、たいてい機嫌も良くなってくるので、

問題の一番易しい部分から視覚化を行っていきます。脱線、意外と大事です👆

床や周りが汚れた時は、アルコールスプレーとティッシュで拭くと簡単です。

 

さて、お気づきの方も居るかもしれませんが、実は

問題把握力と言いながら、問題説明がうまくできている時の話ではない

のです。

いま私が説明しているのは、

問題把握ができなくて娘がイライラし、どうしたら把握できるかハマってる時

の話なのです。この

問題把握ができない時にやっていたこと

が、

問題把握能力(応用力)の向上に直結していた!

と、後からはっきり感じました(後付け理論かいっ✋)。

 

親目線では

わかっていることを、わかりやすい言葉で説明させること

に目が向きがちですが、

実は

わかっていないという気持ちや状態を表現させること

が一番重要だったのです。ホワイトボードを使うことで、

何がわかっていないかを視覚化できる

ということが、ものすごい発見でした。

娘が「頭と心の中でわかっていなかったこと」が、はっきりわかるようになる!

子どもは言語化がうまくないので、話せないし書けないのだと思います。

あるいはすっきりしてないから不機嫌で、その状態で親と一緒にいるだけでイヤになります。

 

そんな時にホワイトボードを使うと、最初は脱線(気分転換)しながら、でも合間合間に

問題文を図にしてみようか。こうなるんだよ。ここってわかる?

とか、

こういう風に考えたらどう?

と、考えるための材料を提供することができます。面白おかしく描きながら🤩

わかってなくて困ってるのに「書いてみなさい!」はダメですよ。

一緒に落書き気分で問題の内容を描きながら、わかってないところがどこかを親が探るのです。

わからせることが目的でなく、子ども自身が「わかっていないことを説明する訓練」

ですから、

とにかく書かせる・しゃべらせるができれば、8割成功

です。

こうやって、

問題についてわからないことを説明する

わかる問題は、問題の要旨を説明させて再現する

を繰り返していくうちに、言語化プロセスが育ってきたようでした(結果論😅)。

そうなんですよ。気づいたら娘一人の時でも、まるで自分で自分に説明するように、

わからないことを書き出すようになってきたなぁ~

と思う場面が増えたのです。これって私が娘にやってる感じじゃん!と。

 

わからない時に問題の何がわからないかをホワイトボードに描く

そうやって思考プロセスの手習いを繰り返す

ああ、これが問題把握力を身につけるための力になったんだな、と。

まるで、親熊が子熊にエサの獲り方(ホワイトボードに頭の中を描き出すこと)を

教えていたかのようですね😉

 

ということで、

ホワイトボード、おすすめです👆

ボードマスター(全色!)、おすすめです🤩

脱線しながら好きなだけ描いて、まずは”書くこと”のハードルを下げましょう👍

です。

 

数か月から1年くらいはかかるかもしれませんが、子どもの手は動き始めます。

毎日やる必要はありませんが、頭を使うべきここぞ!の時にやると効果的ですよ👆

1サンプルに過ぎませんが、問題把握力(応用力)がどう育ってきたかの話でした~👋