先日成績が出た確認テストの結果
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に基づいて、コース基準表が公開されました。コースは現状維持でした😉
ちなみに今回は過去最低順位・偏差値です・・・😱
もう更新しないようにしたいけど・・・するでしょうね😓
ところで以前も書きましたが、
SAPIXのコース基準は偏差値56.7以上がひとつの鍵
のようです。
4年生からのαコース基準も、どこの校舎を見てもその辺で区切られていたからです。
低学年のコースも、よーく見るとここでうっすら線引きされている感があります。
この偏差値56.7というのは、本当にすごい世界です。
偏差値50台でしょ?平均より少し上ってことじゃない
っていう感覚とまったく違う!というのがSAPIXの世界。
以前の記事でその異常さを書きました。
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校舎規模によっては3年生でも10コース以上あったりするので、最上位かどうかよりも、
この偏差値56.7相当のコース以上かどうか
が、本当の見方になるかな?🤔と思います。
もっとも、3年生で最上位コースに居ることにこだわる必要はないと思いますが😅
ちなみに今回の5月確認テストでいえば、
恐らく135点が偏差値56.7
※シミュレーションで、平均点114.9点・標準偏差30.1から算出できます
となります。今回は135点が鍵です。
この得点になるために、正答率何%の問題を積み上げるか考えていけば、
今回の確認テストで必要だった学力到達度がどれくらいか?🤔
を推定することができます。
私はこんな感じで、
コース基準(分布)+得点+正答率
を合わせて、子どもの学力到達度を観るようにしています。
得点や偏差値だけで一喜一憂しないというのは、そういう意味です。
そして成績が良くても答案における得点構成がいびつであれば、
それは学力に穴がある可能性を示唆している
と考えるようにしています。これによって復習に比重を置くこともあれば、
高難度の課題に挑戦するのが良いと考えることもあります。
正答率の高い問題から積み上げて135点(偏差値56.7相当)がベース
と思えば、課題は自ずと浮き彫りになります。
前回の希学園の公開テストの記事が前振りみたいになってしまいましたが😅、
テストで学力の穴を見つけるというのは、どういうことなのか?
は、
やっぱり塾は保護者に具体的に教えてくれないものなんだな
と思いました。
そりゃあプロ、つまり塾からすれば
親の大好物は偏差値であり、難問の解ける優秀な子と塾や周りからみなされること
に見えますもんね。悪意があるのでなく、
親のニーズがそこにある可能性を感じたら、
”本当はそういうものでない”などと言って、親の機嫌を損ねたくない、
”あの塾は面白くないことを言う、難問が解けることをほめてくれない”と言われたくない
っていうジレンマがあるのかもしれません。
親を不安にさせてはいけない、安心させなければならない。決して悪意などではない。
正論よりも保護者との信頼関係が何より大切で、
保護者の不信感を買うことで一番不幸になるのは子どもである
と分かっているのでしょう。保護者が理不尽でも、思い込みに囚われていても、
それをまともに指摘できなくなる、というのは第三者的に見てとてもわかる気がします。
自戒の念を込めて、あるいは自虐的・逆説的にいえば、中受の親は時に盲目的なのです😭
そんな時、犠牲になるのはいつも子どもです。
テストを使って学力の穴をつぶしていく具体的なアプローチに触れましたが、
これは一周目で悩んで悩んでたどり着いた、私なりに掴んだ武器だと思っています。
表面的な成績に囚われて娘の頑張りを見落とさないように、学力向上を支えようと思います👋