日曜日に受けた希学園の公開テストで結果が出ました。
今回は初めて順位が3桁番台になりました。
今までは
算数が満点近ければ1桁順位、算数で失点が増えた時でも2桁順位
でした。国語は安定しているので、算数次第です。
今回の特徴は、
算数のA問題、B問題、C問題でいくつも失点してしまった
ということです。
希学園の公開テストでは正答率だけでなく、塾側が定めた
問題の難易度(AからDで、Dが最高難度)
があります。
これまではA~C問題での失点はほとんどなかったので、
やはり正答率の高い問題や難度の低い問題を落とすとこうなるよなぁ
という結果だったといえます。
やっぱり、
どこのテストでも基本問題や正答率の高い問題で失点してはいけない
ということです。
学力が定着していれば得点できる問題こそが、順位を左右する
といえます。
あえて「順位」と述べたのは、
塾では順位こそが立ち位置
入試でも上から順番に順位で合格していくから
です。
SAPIXの復習テストや確認テストを重視するのも、学力の定着を図りたいから
学力が定着して正答率の高い問題を着実に得点すれば、成績の波で悩むこともないから
です。
一周目の経験を得て、私が気づいた最重要なことでもあります。
そして成績の波というのは、一つの大きな流れとして捉える必要があると思っています。
四谷大塚の入試案内(毎年6月頃発売)や、
早稲アカの高学年で塾からもらえる冊子(秋ごろにもらえたはずです)には、
ある学校に合格した子どもが、それまでにどういう偏差値推移だったか?
が掲載されています。早稲アカの方は100人以上の追跡データだったと思います。
これを具にみていくと、
瞬間最大風速で合格を勝ち取っている子どもがいかに少ないか
を目の当たりにします。安定して好成績の子どもから順に、難関校に合格していくのです。
逆転合格が親御さんの目を引くのは、単にドラマチックだからに過ぎません。
難問が解けた、ある時だけものすごく好成績が取れた
というのは、私の主観では
毒にこそなりすれ、味わわなければよかったと思うほど、業の深い罠
だと思っています。
ほめないわけにはいかないけど、こんなことで足元をすくわれたら本末転倒!
と思って複雑な気分になります。
ですのでサジ加減は難しいですが、どんなに良い成績でも
プロセスや頑張りが良かったから成績につながったね
というように、
結果に雀踊りしたい気持ちをぐっとこらえて、心は次の段階へ
と思うように気をつけています。嬉しいんですけど、怖い。ほんとに。
最近のテストでは正答率の高い問題の失点が目立ってきたように感じますが、
学力というよりは技術的な側面が強いかな?🤔
と判断しています。前回の記事で少し触れましたが、
学力があっても得点に結びつきにくい部分
に着目しました。
ただ解けるだけでなく、得点に結びつく効率性というのはあります。
少なくとも二種類の効率性はあると思っています。それは、
作業効率と得点効率
です。得点効率はその名の通り、
出題全体を見渡して問題の取捨選択(力加減の制御)を行い、得点を上げる
という効率です。一方の作業効率は、
いかにすべての問題に取り組む時間を確保するか
です。処理能力を重視しています。
作業効率が追いついていないために、各問題を精密に解いていけない。
ここは改善しようと思います。すぐにではなく結果的に得点が上がれば良いということです。
解ければいいんでしょ😤という姿勢では、思ったように結果が出ない
こういう悔しさ・もどかしさを少し知ってもらおうかな・・・と。
やっぱりテストは、
いま直面している課題を見つけるのに役立つなぁ
と思いました。結果に一喜一憂せず、テストを活用して着実に学力を高めていきたいと思います👋