前回までの記事で、SAPIXのコース基準について書いてみました。
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SAPIX偏差値で56といえば、男子なら早実や早大学院の80%合格ラインです。
そこより上は、2月1日なら御三家、駒東、慶應、早稲田、海城、渋渋くらいです。
αコース基準が56~57なので、αの世界が異様なのはわかると思います。
女子で56なら2月1日は広尾の1回目が80%合格ラインで、
そこより上は6校(桜陰、JG、渋渋、早実、雙葉、洗足)しかありません。
上の子は早稲アカでしたが、SS基準はやはり偏差値56でした。
しかし四谷大塚偏差値なので、SAPIXのα基準とはまったく異なります。したがって
SAPIXに通うならαでなければダメだ!
などということは、ないと思います。
難関校でなければSAPIXに通う意味がない
SAPIXのテキストはαコースのためだけに作られている
と考えるならば、αでなければダメだ!と思ってしまうかもしれません。
αコースといえば、前回記事の校舎表で多数のαコースがあったように、
SAPIXに通っていると、中学受験中堅校以上の母集団での立ち位置がわかるだろう
と私は思っています。
これは上の子は早稲アカだったけど、下の子はSAPIXにした理由の一つになっています。
SAPIXに通っていれば、
アルファベットであっても、概ね本番受験者全体での立ち位置は正確だろう
と考えています。
他塾に居ると、本番になっていきなりたくさんのSAPIX生と競う感じは多少ありました。
SAPIX偏差値50以下になってくると、W勢、Y勢、N勢が多いので合不合は良い指標です。
学力の向上に関してはSAPIXだけでなく、パズル道場やシンクシンクで基本能力を高めたり、
四谷大塚のマンスリー講座や文英堂の参考書なども、必要に応じて活用しています。
ですが、普段のカリキュラム(テキスト)や全体での立ち位置、
本番では誰と競うのか
を考えると、塾としてはSAPIXに通うのが良いかな、と判断しました。
他にSAPIXで満足している理由としては、
変に競争を煽らない
個人情報を大々的に掲示したりしない
保護者間の距離、塾と保護者の距離が個人的にちょうどよい
といったところです。
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塾と子どもを観た場合の相性(進度、宿題など)は、別の記事で書いていこうと思います👋