前回の記事で、
SAPIXテストでの偏差値56.7が、ひとつの基準
と書きました。
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これがαの基準でもあると。
SAPIXに通われている諸先輩方の情報や、以前引用した各校舎のコース基準を改めて精査し、
αコース、偏差値56.7といった数字に何が込められているのか?🤔を考えました。
すると、当たり前だったのに見えていなかったものが😱
偏差値56.7って上位からおよそ25%なんですよね!
簡単な比較表があったので、貼っておきます。
昔のα基準は偏差値60だった
という人も居ます。これはおよそ15%。つまり、
今はSAPIXで4人に1人の割合で存在する上位層がα
昔は(その話が本当なら)6人に1人くらいの割合で存在する上位層がα
ということだった、となります。
その偏差値60の頃のSAPIX偏差値表があれば、
αはSAPIXにとってどのような存在(対象)なのか?
が見えてくると思います。
そして校舎によっては
大規模だからαがさらに細かくなる(αの添え字番号が増える)
小規模だから校舎の上位25%の生徒を集めても、
偏差値56.7(SAPIX全体での25%)を満たさないからαコースが作れない
という例外が出てくるのでしょう。
αコースにまつわる憶測や都市伝説、思い込みや願望、みたいなものは、多々あると思います。
私の推測も確証バイアスの罠に陥っていて、普遍的なデータを集められていないリスクはあります。
しかし、
校舎長から「αは上位25%で区切ってます」と言われた人が居る
SAPIX保護者が作成する校舎のコース表(複数年)のデータで偏差値56が区切り
実際に自分が情報収集可能な校舎で調べた結果
などの情報を総合的に考えると、論理的に正しい可能性は高いように思います。
これらのことをまとめると、
現在SAPIXは上位25%をαコースとして設定している
上位25%は偏差値56.7相当である
全体での上位25%の生徒がコース定員に達すれば、その校舎はαコースが作れる
上位25%の生徒がコース定員の2倍以上になると、複数のαコースができる
となります。
したがって
SAPIXで上位5%以内などになってくると、大規模校舎のα1でないと退屈する
小規模校舎に在籍していて、偏差値56.7以上の生徒が少ない
というケースなら校舎まで考える必要が出てきそうですが、それ以外の大多数は
偏差値56.7の学力、つまり正答率に応じた得点力が安定させること
が、4年生以降でαコースに(結果として)入っている状態なのかな?🤔と思います。
改めて考えてみましたが、やはり
復習テストや確認テストで正答率のいびつさがない状態で偏差値56.7に到達し、
年間を通して偏差値56.7以上で安定している
というのがαコースの生徒像なのでしょうね。
これからも、
教科内で単元の穴(学力の穴、基礎のやり残し)を作らない→復習主義!
教科間で著しく不均衡な学力にしない→近年の入試傾向に対する注意!
を意識して、地道に取り組んでいこうと思います👋