2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

中受親の不安に刺さる記事(だと思う🤔)

中学受験にまつわるネット記事はたくさんありますが、

これはリアルな感じがするなぁ~😮

と思う記事は割りと少なく感じます。

そのような中で、

これは中学受験をしようとしている親の不安を、見事に解説している👆

と思った記事があるので紹介します。

news.allabout.co.jp

この記事では

中学受験に向いていないだろうなぁ😥と思う子どものタイプ

を5つ挙げているのですが、私も

その通りな気がする

と思いました。ちなみに性格は

  1. 外向性
  2. 誠実性
  3. 調和性
  4. 開放性
  5. 神経質的傾向

の5因子から成り立つとも言われているようです。

service.gakujo.ne.jp

中学受験に向いていない特徴は以下の5つと書かれていました。

  1. 勤勉性や自制心が低い(性格では「誠実性」に関連)
  2. 知的好奇心が低い(性格では「開放性」に関連)
  3. 受験の目的意識もない
  4. 自信や精神的なタフさがない
  5. 向上心がない

このうち1と5は本当に差がつくような気がします。

3は5があれば後からついてきそうですし、4は後天的にある程度身につく気がします。

2はそもそも子ども全員が持っていると私は思っています。

親が望む(知的)好奇心だけが好奇心じゃないよ、と。

girl.chugakujuken-challenge.work

そういう意味で、私は1と5はとても重要だと感じました。

1の勤勉性や自制心は基本的に、子どもには難しいことだと思います。

すぐに身につくものでもないですし、学年が上がるほど周りの友だちの影響も受けるからです。

「誠実」というと、

何で約束を守れないの!😡

後で大変になるって言ったでしょ!😡

みたいなシーンも思い浮かびますが😓、そういうことでもないのかな?🤔と思ったりもします。

むしろ子どもにとっての誠実性といったら、

何かを大切にする心を持つ

家族や友だちを大切に想う気持ちから、自分も大切にしようと思う気持ちにつなげる

いま大切なことは何か?を考えられるようになる

ということだと思います。それは親に跳ね返ってくるのですが・・・😱

ルールを守りましょう!

と強く教えると、

友だちがルールを破った際に厳しく指摘してしまう

といったことが起こります。娘の同級生にそういう子が居て、本人も悩んでいました。

ルール自体が大切なのか、ルールを守ることが大切なのか、それとも友だちが大切なのか

時によって答えが変わることはあるかもしれません。

だからこそ世の中は難しいし、ルールが人を縛るためのものでなく、

人々「を」守るものでなければ本末転倒なのだと思います。

そういう意味では「大切」という言葉、そして「大切に思う」という思考の仕方を

価値観として教えることが、誠実性につながるのではないかと思います。

理想論かもしれませんが、件の記事で「勤勉性・自制心」が挙がってくるのは結局

自分にとって大切なことは何か?を理解できる子どもは、自走できる

といっているのに過ぎないのだと思います。そして

受験勉強がなぜ大切なのかを、親がどこまで伝えられるか?

ということにつながるのだと思います。

小さい頃から家の仕事を手伝ったりすることが、

意外と役立ったりするのはこういうところにつながるのかもしれません。

 

そして、それと同じくらい重要なのが「5.向上心」だと思います。

但しこれは

必ずしも勉強に対して向上心が作用するとは限らない

という部分もありそうです。

 

本当はスポーツをもっと頑張りたいのに、勉強しなければならない。

勉強に身が入らずにスポーツに打ち込んでばかりいる。

果たしてこの子は不真面目でしょうか?

すごく好きで頑張っていても、才能がなかったら早く諦めなければいけないですか?

人生においてコスパが悪いなんて話になっちゃいますか?

 

向上心は「勤勉性や自制心」とは違う原動力で、自走エンジンになりうると思います。

勉強もせずにスポーツに打ち込んでいた子が、勉強し始めたらものすごく成長した

という話は、それなりにあります。

それはやはり、

中学受験の勉強が自分を伸ばすもの、自分を成長させるものであり、

中高一貫校に進学することで、より自分を成長させられると信じられる

という気持ちになったからだと思います。向上心が勉強に向いたということです。

子どもの向上心が親の望みと異なることは、十分あると思います。たとえば

子どもが本当に憧れの一校を見つけた時に、より高い偏差値の学校に行かせたくならないか?

これは親の価値観が問われる話だと思います。

 

記事では「中学受験に向いていない特徴」なんて書かれていますが、私は

これって中学受験に関係なく、子育てそのものだよ(そして親に返ってきてるよ)😫

と思いました。挙げられた5つの特徴は結局、

自分の人生をどう生きるか?

ってことだなぁと。

私は恥ずかしながら、やはりドラえもん(コミックスの方ね)で育ったような気がします😓

てんとう虫コミックス版だと結構シニカルだったり、難しい話がでてきます。

そしてしばしばのび太が

自分はどう生きるべきなんだろう

みたいに悩んだりするわけです。ここに小学生の自分を投影していた部分があるなぁ、と。

哲学的要素がありました。

今の子供向けコンテンツは、

「知育・学習」か「努力・友情・勝利」に限られている

と感じます。

哲学的要素や君ならどうする?みたいな問いかけが本当に減ったなぁと。

※ここでいう「君ならどうする?」は、完全なオープンクエスチョンです。

 模範解答があるような「君ならどうする?」は、子どもを悩ませません。

そのような悩み、自分を見つめる時間を通してはじめて真の

誠実性や向上心は芽生えてくるのではないか?

と私は思います。自らがそれを欲するから、そうなっていく。それが手に入る。

  1. 勤勉性や自制心が低い(性格では「誠実性」に関連)
  2. 知的好奇心が低い(性格では「開放性」に関連)
  3. 受験の目的意識もない
  4. 自信や精神的なタフさがない
  5. 向上心がない

「わかりやすい5つ」だったなぁと思います。

中学受験と関係なく、子育てで気をつけることだよ・・・と。そして、

こういうことはたとえ遠回りに見えたとしても、勉強より優先すべきこと

と思っています。

そのせいで中学受験の勉強時間が少し削られたとしても、人生における時間の使い方としては、

私は子どもに生きるために大切なことを教えていると思いたいです(大丈夫かな・・・😓)

結果的に中学受験にもお釣り💰が回ってくるかも🤩

という欲も捨てられませんけどね🤣

とりあえず、結構参考になったなぁ~という話でした(長くてごめんなさい)👋