前回の記事で、
受験という長旅を成長の機会としたい
でもこの先、成績は下がるからメンタルに気をつけなきゃ
と書きました。
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成績よりも学力の定着を見ることが大切ではあるのですが、
母集団のレベルが上がると環境が変わる
ので、少し注意が必要だと思っています。
1.簡単な問題は誤答しない層ができる
トップ層を含む、いわゆる上位層ができます。なぜ上位コースがあるのか?それは
低学年から準備してきた層がいる(通塾有無にかかわらず)
4年生から受験勉強を始めた、吸収速度の速い子どもがいる
塾は上位校の合格を取ってくるのはこの層だとわかっているため、
上位層を形成するのにふさわしいテキスト、環境、線引きを必要とする
といった事情があるからだと思います。
単純な成績順でクラスを区切っていくだけなら、上から1,2・・・とすればいいので、
αコース(SAPIX)
Sコース(四谷大塚)
SSコース(早稲アカ)
TMコースまたはMコース(日能研)
なんていらないですよね?偶然かどうかはわかりませんが、上位コースは各塾の
偏差値63(上位コースの上位)と偏差値56あたりで区切られている
ようです。
偏差値63はおおむね上位10%以内、偏差値56はおおむね上位30%以内
と思っておけばよいと思います。
この層が簡単な問題で誤答しないので、放っておくと平均点が上がってしまいます。
組み分け以外はクラスやコースごとにテストを分けることもできますが、
頑張れば上位コースに上がれるチャンスのある組み分けテスト
というものを用意しないと、
すべての生徒を頑張らせること(最後まで中学受験に挑ませること)
ができません。商売上の理由か教育への情熱かはわかりませんが、気にする必要はないです。
中学受験という世界に足を踏み入れれば、すべての親子が飲み込まれる仕組みです。
ということで4年生以降の組み分けテストは、わかりやすい形で難化しますので、
相対的に成績が落ちる可能性は高くなります。
基礎に穴がある
まだ受験が自分事になっていなくて粘り強くない
という場合は下がった成績に惑わされる可能性が出てくるので、かなり気をつけようと思っています。
低学年ならせいぜい
100~200名の優秀層が居るなぁ
と思えるかもしれませんが、
各塾で上位層が500~1000名くらい居る!😬
となると、無視できなくなります。上位校の定員を考えれば自然とそうなります。
いきなり増えたように見えるんですよ。
本当は上から下まで満遍なく増えているのに、自分の立ち位置より上位が増えた錯覚がね・・・😌
今回(娘)は二周目なので、そのような場面でも頭では理解可能になるはずです😅
次回の記事では、4年生で訪れる波と成績について書いていきます👋