前回の記事では、SAPIX校舎ごとに優劣はないのでは?🤔と書きました。
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一方で、校舎規模によってコースが細かく分かれることもあります。
そのような中で
では大規模校舎の細かいコース分けで、その上位コースを目指すべきなのか
といった問いが出ました。今回はそれについて、書いてみたいと思います。
上位コースを担当する先生は素晴らしいのでしょう?
という話もあります。それはもしかしたら、あるかもしれません。
早稲アカのSPICAも、開校当初の先生の中に知っている先生が居て、
確かに面白くて高度な授業をしているもんな~🧐
と思わせる方でした(それ以降のSPICAはまったくわからないので知りません)。
ともすれば勉強が退屈になってしまう優秀な子どもを、退屈させない
という点で、一般的な悩みとは違う形で(見方を変えれば”面倒くさい”)ケアが必要なだけです。
そのコース(クラス)に入れば優秀になる
のではなく
(結果として)優秀だから、そこに居た方が良い
というだけの話です。
趣味が「中学への算数」で、愛読書も「中学への算数」みたいな子とかね😅
そんなコースや偏差値を目指すよりも、目の前の学力定着度を見る方が重要だと私は思います。
逆に、
あの先生の授業を受けたい!😍
面白い問題をもっと解きたい!🤩
というのであれば、それは「上位コース」自体が目的ではないので好い動機です。
ところで、例えば偏差値70で上位2.27%なので、校舎やコースにこだわるのは
SAPIX組み分けで、偏差値70を超えそうなら考えた方が良いというレベル
の話だと思います。SAPIXで偏差値70を安定的に超える子どもは、多くないでしょう。
中学受験全体で優秀な子どもがSAPIXに集まりやすい
のであれば、
偏差値60(上位16%)なら、どの校舎でも授業スピード(生徒層に依存)や
”能力的に浮いてしまう”心配は無用
と思います。つまり、どの校舎でもαコースで十分受け容れられるということです。
桜陰のSAPIX偏差値(80%合格)が62、開成が67、筑駒が70と考えれば、
筑駒・開成に80%の割合で合格しているレベルだけが別格
だと思います(我が家はこのような特異レベルではないので、心配無用です🤗)。
筑駒・開成が当たり前のレベルであれば、
むしろ能力が高すぎる問題
学業面以外に気になる問題がある可能性
など、一般には理解されない苦悩がありそうなので「コースも別格」で良いと思います。
むしろそんな中に入り込んで、
一般的には十分優秀なのに、異質な出来の子どもたちを見て心にひずみを生じる
みたいな状況になる方が、私は害があると思います。
なので、私としては
校舎によって受けられる授業レベルに、大きな差が出るとは考えにくい(別格を除く)
校舎やコースに優劣をつけて「そこに入らなければSAPIXにあらず!」みたいなことはない
と思います。
次回は具体的に、校舎ごとのコース基準の違いについて、書いてみたいと思います👋