前回からの続きです。
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4年生になると上位層が増加します。
母集団も増えているのだから大きな変化にはならないじゃないか
という意見もあると思いますが、
募集定員は変わらないので、上位層が数百人とかになると席が埋まりそうに見える
という圧がかかります😅
あの集団に入っていないとダメなんじゃないか😱
というやつです。
実際には順位は固定されないし、5年生後半あたりから本当の上位層が形成されると思いますが、
頻繁に組み分けテストなどを受けていると、親の不安は煽られます😅
そうするとどうなるか?それが今日の話です。
2.母集団の学習ペースが上がる
基礎ができていないのに基礎を疎かにするケースは別として、2月から授業が始まった後、
4年生になって1回目の組み分けが終わるころに
子どものエンジンがかかる(親のエンジンは既に全開だけど、ブーストがかかり始める)
という状況になると思います。
低学年から通塾されているご家庭もきっと覚えていると思うのですが、
子どもは入塾してしばらくの間、学校と違って塾って楽しい!🤩
というボーナス期間を過ごします。塾側も慣らし運転のために難易度を下げていたりして、
子どもの意欲を引き出しやすいのかなと思います。
その波に乗れた層が、5月あたりの組み分けで上位層に食い込んだりします。
そこまで食い込まなくても中堅層の底上げが図られるので、それまで成績の良かった子どもや、
これから伸びていくと期待していた子どもの成績が伸び悩んだりします。
4年生が始まった後の組み分けは意外と怖いのです😱
これは5~7月くらいにやってくる波だと思っています。
そして4年生第2の波は、
夏期講習が終わり、学習も手加減のされなくなった2学期の組み分け
でやってくると思います。秋ごろの組み分けは
このまま5年生以降も席が固定されるんじゃないだろうか・・・😥
という不安を一掃掻き立てます。慌てず基礎を固める余裕のある時期なのですが、
点数が欲しくなったり偏差値を上げて、特に
上位コースに押し込みたい!
と思ってしまうと基礎に戻る時間を取らなくなってしまうので、
基礎に穴が開いたまま最終学年を迎えてしまう危険性が残ると思っています。
こんな感じで4年生の夏前と秋ごろから全体のペースが前がかりになり始めるし、
4教科になるし、思っていたより余裕がなくなってきたりするのです。
なので、
組み分けテストだけ暗記系で得点を稼いだり、
得意科目に頼って4教科偏差値を上げたりしたくなる
という気持ちも理解できるのです。だってコース(クラス)落ちしたくないですから。
でも気づく時は来るのです。
学力バランスが悪いまま上位コースに居ても、入試で有利になる要素はひとつもなかった
と。どんなに組み分けが指定範囲なしとうたっていても、本番の入試ほど
何が出題されるかわからない
ということはありません。難易度も違いますし。
このような要素が4年生からはど真ん中で入り込んでくるので、全体のペースが上がり、
簡単には好成績を取れなくなると思っています。
が、そこはそんなに気にしなくてもOK👌だと自分には言い聞かせています。
好成績を取ろうと思っているのではなく、
そこは無理に狙わなくていい(5年生以降を見据えてしっかり基礎を固めてやる!💪)
と思っているからです😉これが正しかったかは1年半後にわかるはず😱
慌てて点数を獲りに行かず、4年生の2学期にほどよい緊張感が芽生えるようにしたいです👋