仮説思考力強化のために取り組んでいるパズル道場のテキストですが、
コツコツ続けていたら結構進み、規則性の問題で等差数列が出てきました😬
この手の問題は最近マンスリー講座でやったのですが、等差数列としては教えていません。
girl.chugakujuken-challenge.work
ですがテキストに出てきてしまったので、教えることにしました😥
出てきた問題はこんな感じです。
次の数字が並んでいる場合、10番目の数字がいくつか答えなさい。
2, 5, 8, 11, ...
ホワイトボードを使いながら一緒に考えました。こういう時、ホワイトボードは便利です!
girl.chugakujuken-challenge.work
パターン的に
(N-1)*D+I = X(差分Dの等差数列でN番目の数はX)※上の子はいきなりこれでした
でも良いのですが、少し考えてもらうことにしました。
👨「10番目の数ってことは、数は全部で何個?」→👧「10に決まってるじゃん」
👨「数と数の間は何個ある?」→👧「間?」
👨「コンマっていうんだけど、この点の個数ってことでもいいよ」→👧「・・・9個」
👨「なので数は10個で間は9個だね。間は9個。これ大事ね」→👧「うん(?)」
👨「1番目の数は?」→👧「2」
👨「2番目の数は?」→👧「5」
👨「じゃあ1番目と2番目の数の差は?」→👧「3」
👨「2番目の数、5は、1番目の数2と差の3を足した数だよね」→👧「うん」
👨「3番目の数、8は、1番目の数に3を2回足した数だってわかる?」→👧「うん?」
※この辺で理解が怪しそうに感じました
👨「コンマって教えたけど、最初の2から3番目の8までにコンマは何個?」→👧「2個」
👨「じゃあコンマ1個が3だと考えたら、コンマ2個で6だよね?」→👧「そうだね」
👨「3番目までにコンマが2個。10番目までにコンマは何個だっけ?」→👧「9個」
👨「コンマ1個を3と考えたら、コンマ9個で?」→👧「さんく、二十七」
👨「OK、OK。でも最初の2を忘れちゃいけないよね」→👧「あ、27+2で29」
👧「10番目の数は29だ!」
手を動かしながら視覚的にやればいいのでホワイトボードなしでも良いですが、楽しくやりました。
そこからは
何番目~みたいな問題の時は、間の個数はひとつ少ないね
2つのものに挟まれて初めて間、だもんね
間1個で差がどれくらいか?が大事だったね
最後に初めの数を忘れるといけないよね
と振り返りました。
思わず植木算を教えたくなっても我慢しましょー😅欲張り厳禁🤐
”白〇黒●の碁石が並んでいて、N番目は何色ですか問題(周期算)”も同じなのですが、
どこかで数の性質を絡めながら立体的に理解できるようにしたいです。
算数が積み重ねによって割合、比、規則性などに収束するのは、こういうことだと思います。
この話のより具体的な内容を、次回の記事で書きたいと思います👋