前回はマンスリー講座3年生4月の問題から、数の操作について書きました。
girl.chugakujuken-challenge.work
その中で面白い🤣と勝手に思ったことがあるので、今回は脱線です。
マンスリー講座4月の続きは次回書きます(今回の記事だけアクセス減ったりして😱)
ところで前回の「数の操作」ですが、プログラミングで考えたら少し面白いですよね😉
int x = 2; //箱の連結数
int a = 2; //最初に左から入れる数
for(int i=0; i<x; i++) a = a * 3 + 1; cout << a << endl;
で、何も考えずにint aの初期値自体もwhile文で総当たり・・・論理破壊!
int a = 2;
while(a!=40)
{
for(int i=0; i<x; i++)
a = a * 3 + 1;
if(a>40) break;
}
cout << a << endl;
プログラムを書ける人だったら、逆算みたいな論理思考力でなくても答えが出そうです。
もーオレ考えるのめんどくさいわー
コンピュータにやらせるからサクッとプログラム書いちゃお
みたいな感じですかね(偏見?)箱が2個くらいだから逆算する気になるのであって、
箱が1000個つながっていて、最後の答えが590538374・・・の時😱
みたいな問題だったら1秒であきらめますよね。私はあきらめます。面白くないもん。
与件によっては論理思考が役立たないこともあるのさ、フッ😏
ところでさっきのC++コード自体はしょぼいですが、言いたいのは
プログラムに飛び抜けた子どもは、もしかしたら違う思考回路で難題を解くかもしれない
で、さらに
こういうことをGenerative AIに命じることができる人間は、さらに答えを出すのが早い
という時代が来そうだということです。
逆算で解くのが「辞書や文献で調べていた根気と処理能力のある人」だとすると、
プログラミングで解く人は「思考力は普通でもネット検索力が高い」みたいな感じ?
さらに「AIへの命令の出し方がうまい人」はもっと早いということ??
仕事でも
自力で何でも考え抜こうとする人
自分で考えず「答えを知ってる人」に聞くのがうまい(ついでに人脈作りもうまい)人
全体像を把握しているので、必要な人を集めて指示を出し目標を素早く達成する人
という違いがありそうです。何となく想像つきますよね?😅
幼いうちは自分で考え抜く力を育てたいですが、少し大きくなったら効率も重要です。
限られた時間、体力、そしていつまでも待ってくれない依頼主や納期、期限😭
海外の方々と仕事をしていてつくづく思うのは、
基本的に結果重視なので、成果を出すための最善手を合理的に選ぶのが当たり前
ということです。
私は自分で手を動かすのは好きですが、スピードを求める時は別の手段を選びます。
ブログは私の「書きたい(気持ち)」が根源なので、自分でちゃんと書いてます😅
※大事なところなので下線?
時代はますます便利な道具が増えてきたので、
道具を使いこなせる人がどんどん先に進む一方で、
どんどん新しくなる道具に慣れなくて相対的に後追いになってしまう人も出る
という現象が見えやすくなっている気がします。
グローバル化しなければ日本全体が沈没するかもという危機感の中で、
グローバル化したら個人差がダイレクトに広がっていくというジレンマ。
これを言い換えると
みんな同じにしていれば安心な国だった(社会が守ってくれた)はずなのに、
世界と普通に競争するようになって(国際的相対位置が変わって)、
社会がみんなを守り切れなくなって、優勝劣敗が個人レベルに落ちてきてしまった
という話です。国のせいというより、
新興国が伸びてきて、世界における日本のユニークさがユニークでなくなっただけ
という気はしてます(個人の感想です)。
一方で個人差、優勝劣敗については
すべての人に高水準の教育機会を与えると、社会の格差が広がるという矛盾が生じる
という説があります。
なぜかというと、
完全に高水準の教育機会を与えたら、あとは先天的な差(能力・性格)しか残らないから
と、遺伝関係の書籍では語られていました。本当でしょうか?
私は、現実的には先天的な差だけで説明するのは無理があると思います。
むしろ個人差が広がっているとするならば、それは教育機会の差ではなく
個人がアクセス可能な情報が爆発的に増えたから
です。教育であるならば、既に教育段階を修了した大人では、新たな差は生じにくいです。
個人差は情報格差の方が大きいと思います。
多くの情報が溢れる中で効率よく有益な情報を集めた人は、相対的優位性を持ちます。
またそれに付随して、「インフルエンサー」という存在まで概念として定着しました。
突き詰めていくと、結構な割合で
情報の量と質で格差は生まれている
と考えることができます。したがって、
パソコンとネットが普及した頃は、PCとネット回線が貧弱で差がつきにくかったが、
ケータイがネットにつながりスマホが登場し、情報にアクセスする人が爆発的に増えた
という流れで、
多くの人が情報の質と量で戦う(得する人・損する人)
という世の中になり、教育、就活、購買、お得、口コミ・・・、ありとあらゆる分野で
個人差が生じるようになったと思います。
テレビが一家に1台から個人に1台になった頃も、マスメディア情報がインフレを起こしました。
安い店、空いてる窓口、先着順の特典。
時間や金、体力、知力。自分の人生そのものが限られた資源(リソース)であるならば、
それを有効に投下して回収した人は相対優位になりやすい。シンプルな話だと思います。
多くの人が限られた情報の世界に戻されでもしない限り、この流れは加速する一方と思います。
なので子どもたちは、基本的には学習で「自分の頭を使う力」を育てていますが、
ネット利用を通じて情報収集力と選別力も鍛えられつつあります(親はサポートね😉)
プログラミング(特にその使いどころ👆)を教える時も来るでしょう。
そしてAIにうまく仕事をさせる方法も・・・って、親はいつまで学べばいいのさ!✋
そんなに心配しなくても、あと10年もしないうちに
老いては子に従え
の時が来る気がします。楽ができるようになるのかな~😅
子どもも親も生き残りは大変ですね。楽しく学んでいきましょう💪
では次回こそ、マンスリー講座4月の続きで👋