一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

過去問の話1・四谷大塚データベース

知っているか知らないかで大きく差がつくと思うのですが、

四谷大塚のホームページには無料の過去問データベースがあります。

www.yotsuyaotsuka.com

四谷大塚のネット会員になるだけで、特に何も買わなくてもすべての過去問にアクセスできます。

最近は著作権問題を克服できたのか(?)国語も多数掲載されていますし、

四谷大塚が作成した解答もあるので答え合わせもある程度できます。

※過去問の解答はどの媒体でも”学校提供でない”ことは注意して下さい。塾なら塾の先生が、

 参考書なら発行者が雇った優秀なパートやアルバイトが作成した模範解答です

 

練習問題として使えるといえば使えるのですが、私は四谷大塚の過去問データベースは

親の学校分析(問題解析)に使うのが一番かも🤔

と感じています。

 

最近は四谷大塚の過去問データベースにも解答用紙があるので、

練習として解くだけなら適切な用紙サイズで印刷もできます(ポスター設定とか)。

しかし四谷大塚の過去問データベースには解説がないので、私は声の教育社の過去問を買っています。

※我が家では東京学参などでなく声教一択です。

www.koenokyoikusha.co.jp

過去問で最も大切なのは解説です。その大切さについては「過去問の話3」で書きます。

「受験者・合格者平均点」なども、声教の過去問には付いていますが、

平均点や出願者数などの入試結果は、各学校のホームページや学校案内で確認します。

入試結果詳細は過去問と合わせて絶対にチェックします。合否予測の精度が全然違ってきます。

ところで超重要!(なので大きく目立つように書きます)

どの過去問でも配点はすべて配点予想

(私の知る限り)学校は配点非公開

受験後「君は何点でした」を教えてくれる学校も総得点だけ!

意外と忘れられがちなので書いておきます。

過去問で何点取れた!といっても目安でしかないので、

学校側の配点メッセージや重要視している問題がどれか?などは、

入試説明会の内容で調べる

入試説明会等、学校と距離の近いイベントで直接先生から聞く

といった努力を怠ってはいけません!

知っている方には何をいまさら😏かもしれませんが、模試と本番は全然違うのですから。

 

さて過去問が、練習以上に親の問題解析に使い道が大きいと思う理由は、

複数年を通して各教科の傾向を分析できるから

です。買うと大変ですし、解いて勉強に使うなら解説が欠かせませんが、

学校の特徴を理解するためなら問題があれば十分で、複数年が必要だから

です。

どの学校も5回分を解析すれば、問題の特色はわかると思います。しかし本当に一番良いのは、

学校主催の入試説明会

に参加した上で、

過去問を少なくとも3回分(できれば直近3~4年から)、全教科で解析する

でした。私の場合でしかないですが、これにより塾で教わってくることや、巷間いわれる

学校との相性、入試問題は学校からのラブレター

の実感が湧きました。と同時に、わが子とその学校の相性の距離感も😓

入試説明会の詳細は「過去問の話2」で書く予定です。

 

過去問を前にしての親の心構えとしては

受験生のように解こうとして解いてはいけない

だと思います。

目的は志望校の先生が問題を通して何を求めているかを見切ること🔍ですから、

親が解けるか解けないかはまったく重要ではありません🤣

 

解析で重要と感じたのは、まず問題と解答用紙を観察した上で、次の2点をやることでした。

  1. 多くの問題を見て「問題の姿」を知る(毎年、出題構成はほぼ同じ)
  2. 複数年の問題を比較し、入試説明会で聞いてきた通りであることを確かめる

1に関しては、出題の仕方に慣れるというのが大きいです。

特にその学校向けの表現力が問われる問題=入試で差がつく問題を知っておきます。

算数の記述式問題(出題者が、条件整理力と思考の過程をどう見たいか)

国語の記述式問題(出題者が、語彙と論理考察に裏打ちされた読解力をどう見たいか)

社会の記述式問題(出題者が、問題の主旨を中心に、どの情報から洞察してほしいか)

理科の洞察問題(出題者が、知識の本質を理解しているか、どう確かめているか)

ここに各校の特徴が出ていて、

受験生が基本問題で4割の得点を固めた後に、合否が分かれる問題

になると私は感じています。出題者の先生の性格も出るんだろうなぁと思います🤔

差が・・・つくんですよ。少しずれると1点、2点と減点されるじゃないですか。

4科目で積み重ねて8点とか差がつくと、もう絶望的な気持ちになります。

各校の入試結果にある「受験者平均・合格者平均・合格者最低点」を見るとわかります。

 

さて、差がつく問題を何問も観察していきます。解くのではなく設問と解答形式の確認です。

これを繰り返していくと不思議なことに、好き・嫌いや得意・苦手の肌感覚が出てきます😅

子どもが過去問に挑んだ際に、

違和感や苦手意識を感じているように見える、

あるいは、妙に解いてて楽しそうだったり、ペースよく解いて得点もできている

という場面を見た際に、いち早く問題との相性を感じることができます。

相性がよければ偏差値的に難しい学校でも受かる!みたいな逆転物語のことではありません。

偏差値的に難しい学校は、基本問題4割分でふるい落とされるのでミラクルはないと思います。

そうではなくて、

偏差値的には合格圏内に見えたのにどうして・・・?

という相性の悪い場合のリスクに、気づける可能性が高まるという意味です。

上の子の時、実力相応校(合格率50%前後)はすべて合格を頂きました。

但しそれは、

1月までに相性が悪いと思われる学校や受験回を、よく見極めた

という背景もあります。1月に余計な不合格を取ってメンタルリスクを抱えたり、

2月の連戦でチャレンジ校・熱望校以外で黒星を取れば、プラン変更が必要となります。

我が家は7パターン用意していましたがチャレンジを除けば全勝で、

2月前半に無事受験を終了できました。上の子が合格を勝ち取れて本当にありがたかった😭

コロナの中、薄氷を踏む思いでドキドキしました。一生忘れられないアツい冬でした⛄

 

2の「複数年の問題比較」は、まさに学校に対する答え合わせです。

入試説明会では、

こういう生徒に来てほしいから、こういう問題を出しています

みたいな話を聞けたりします。過去の問題を使って説明してくれたりもします。

単に「難しいなぁ」とかではなくて、学校や先生のこだわりを知ることが重要です。

難易度はとりあえずわきに置いておいて良いと思います。

入試説明会の内容を頭に入れた状態で、過去問を数回分(各年から1回)見ます。

計算、漢字、知識などの基本問題は見なくても大丈夫です👌

あくまでも差がつく問題をどうするか?だからです。

差がつく問題をじっくり分析すると、

先生(学校)がどんな問題を出したいのか

が見えてきて、入試説明会で語られていたメッセージを深く理解できるようになります。

 

人間は未知のもの、わからないものを前にした時に不安や焦りを感じ、

警戒モードに入ると言われています。記述問題も最初はその類だと思いました。

しかし学校や問題が見えてくると、不思議と落ち着いて視野が開けたりします。

 

四谷大塚の過去問データベースは無料で多くの学校の問題をダウンロードできますので、

各校の問題分析の際にとても重宝しますよ~というお話でした😅