今年から娘の中学受験準備も本腰を入れるため、その前段階として色々調査しています。
娘👧も色々なテストを受けましたし💦結構な数の面談もこなしました😊
中でも入試報告会は、複数参加してそれぞれの特徴を理解すると
ひとつの塾の話だけでは見えなかったこと
に、いろいろと気づくため、高学年での塾プランに大きく役立つと思っています。
2024年は大小合わせて8つ以上の塾の報告会(Web含む)の内容を確認しました。
妻も3つほど別で出ているので、のべ10個以上の報告会情報を得ました。
そこまでするなんて狂ってる
と思われるかもしれませんが、高学年で時間が足りなくなることから逆算し
低学年のうちしか時間をふんだんに使えない
という考えで集中的に情報収集しました。来年以降減らすための指針にもなりますし👆
どこの塾で相談をする上でも、
的を射た質問をしなければ良い回答は得られない
ので、頭でっかちにならないように注意しつつ、情報は集めておく必要があります。
よく知らないと塾にあしらわれてるように感じることもあるので、
親も勉強してるんだぞ~🧐
という姿勢は重要だったりします😉知識をひけらかすためではありません😅
今回は大手4塾のまとめです。それぞれの特徴は前回までにまとめました。
girl.chugakujuken-challenge.work
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まず、今後も毎年欠かさず参加したいと思うのは、
- 四谷大塚
- SAPIX(難関狙いの場合)または日能研(難関から中堅にかけての場合)
- 通塾中の塾(今ならSAPIX)
です。
四谷大塚の入試問題分析はどうしても外したくないと思いました。
上の子から通算で何回参加したかわかりませんが、学校・教科の分析に秀でています。
次にSAPIXまたは日能研です。これは受験母集団の問題で、
報告会資料や期間限定Webページ等で、母集団分布と学校偏差値詳細がもらえるから
です。わが子の立ち位置を考えたり、公開模試と組み合わせて学習ポイントを把握するためです。
あとは通塾中の報告会には参加しないとおかしいので、どこに通っても参加します😅
次に4塾を比較した個人的な感想を述べます。人それぞれに印象は違うと思いますし、
思い入れも違うと思いますので、ご意見が異なる場合はご容赦下さい🙇
(問題分析内容:学校別・教科、分野別)
私にとって有益と思った順に、四谷大塚→SAPIX→日能研&早稲アカ(同位)
(一般分析内容)
同じく、SAPIX→日能研→四谷大塚&早稲アカ(同位)
(塾が提供してくれるサービス内容の説明)
同じく、早稲アカ→四谷大塚→日能研→→→SAPIX
(難関校狙いの情報)※重要なので太字。この後の内容で触れます。
同じく、SAPIX→早稲アカ→四谷大塚&日能研(同位)
(学校情報・私学紹介など)
同じく、日能研→SAPIX(資料)→早稲アカ&四谷大塚
なお全体的に早稲アカの有益性が低く見えているかもしれませんが、
早稲アカの場合は5年生以降にNNジュニアとNNクラスの説明会があります。
早稲アカの特徴として、当該年度になるまでは詳細情報が得られません。
塾側の準備が整っていなかったり、全校舎で情報が共有されてはいなさそうなので、
大規模校舎やブロック統括責任者が校長を務めているところなどは、情報量が全然違います。
NN担当や元担当が居る校舎は、その講師から個別に聞き出すこともできることがあります。
また早稲アカに通塾していれば、4年生後半から校舎での個別説明会があったりします。
これらの情報がむしろ詳細で役立つと感じました。
5年生以降になれば、志望校によってはNNジュニアオープンやNNオープンを活用するので、
その時には情報収集したいと思っています。
逆に言えば、
早稲アカは御三家や冠校向けには特別な説明、専任講師とデータを用意しているけど、
それ以外には特別な説明等はなかった(少なくとも印象にない)
ので、志望校によっては必ずしも最適ではない可能性があるかもしれません(個人の印象です)。
高学年での転塾はリスクであることを踏まえ、四谷大塚や日能研も調べておくことは良いと思います。
※早稲アカ→SAPIXの転塾は、身近なところでは成績が上がった話は聞かないです。
SAPIXが難しいというより、αに入れるなら早稲アカでも上位に居るはずで、
物足りなくてSAPIXに行くみたいな話は聞いたことがないからです。
四谷大塚や日能研は、中学受験全般に必要な基礎をマスターさせる仕組みがあります。
一度、入試報告会を4塾すべて見てみるとハッキリわかると思います。
四谷大塚と日能研は報告会で、すべての生徒の学力を伸ばすための仕組みを毎年紹介しています。
一方で、SAPIXと早稲アカは合格実績と上位層の話、難関向け教材やコースの説明が主で、
幅広い生徒への指導やシステムの話はほとんど出ません。
SAPIXはデイリーサピックスに基礎もあるからという前提ではありますが、
逆に
解かなくてよい・解けない問題も配られている
と考えることもできます。
成績が伸びない時に必要なのは飛び道具でなく、基礎力です。知識や計算力です。
(余談)
入塾説明会は入試報告会よりもさらに抽象度が高く、あまり内情がわかりません。
首都圏の入試状況は~
一人当たり出願数は~
倍率は~
とネットでも調べられる情報が多く、そこから続いて
当塾ではお子さまの将来に備え~
これからの時代は~
と、中学受験をしておくと有利になりそうと思わせる話ばかりで、塾の特徴はほぼわかりません。
入試報告会+資料請求で十分じゃないか
と思ってしまいます。
入試報告会には合格実績や入試傾向の分析以上に、塾が重視している姿勢が如実に出ます。
それぞれが様々な保護者のニーズに応えるべく、自らの立ち位置を確立していると思います。
ひとつでは本当に心許ない、少なくともふたつ、できれば4塾すべて、
可能な限り入試報告会に足を運ぶことをおすすめします。
特に2~4年生くらいのうちが良いと思います。5~6年生では結構余裕がありません。
マニアックな話で少し恥ずかしく🤭感じる話でした~👋