今回は
学力の定着度も、見方がずいぶん変わった
という話です(前回の記事はこちら)
中学受験初挑戦だった一周目は、
親として知識はいっぱい詰め込んで学習以外の勉強もいろいろしたけれど・・・
伴走しなければわからないことも多数あるし、
中受親としてアウトプットするのは初めてだったので、思い通りにはいかなかった
ということを経験しました。
学力に関する考え方そのものも、大きく変わったことの一つです。
学力の定着は、言い換えれば穴を開けないの一言に尽きます。
上の子の時は「解答力」で定着度を観ていましたが、今は「問題把握力」で見ています。
解答力で見ようとすると、実践的な難易度高めの問題で見てしまいがちです。
しかもそれが正解だったら学力が身についていると思ってしまうのです。
しかし学力の定着という意味では、基本問題を丁寧に説明できる方が判断材料に良いです。
高学年になると実感するのですが、学力は
インプットは土台で、アウトプットできて初めて入試に挑める力
です。似たような記事を以前も書きました。
応用問題が解けたら学力が身についたことにになる
は結局、
成績が良かったら学力が身についている
と思っているのと変わらないと思いました。これが穴を生むのではないか?😱と。
今は基本問題を大切にして問題を説明させたり、解答の根拠を尋ねるようにすることで、
何とか学力の穴を防げているように思います。
娘が元々できる子だった
ではありません。入塾当初やまったく新しい単元はパッとしないこともありました。
今は結果的に、成績も良くなっています。
テストは必ずしも最新単元からすべて出題されるわけではないので、
学力に穴を作っていなければ5割以上は得点できると考えられます。
そうすれば成績は勝手に安定します😅(少し乱暴な言い方ではありますが)
基本問題で丁寧に学力を身につけようとする利点を二つ挙げます。
学んだことをアウトプットする(解く、だけでなく問題から説明する)練習がしやすい
解けた(結果)という自信ではなく、何を学んだか自覚できる形で自信がつきやすい
結果的に深く理解したことになるので、後日の手戻り時間が減ります。
中学受験がどれくらい長丁場なのかを体感した今となっては、山頂を目指して焦るよりも
山あり谷ありで多少遠回りしても、コツコツと継続していけばいいと思うようになりました。
早く先に進みたいのって、もしかしたら親が安心したいだけ?🤔
と自らに問うことも😵
次回は
中学受験をする意味って・・・?🙁
について現時点で感じていることを、書き留めておこうと思います👋