前回の記事で
学習強度(負荷)を高める場面はあるけど、それは先取りの場面ではないと思う
と書きました。
girl.chugakujuken-challenge.work
今回は具体的に、私が娘にかけた高負荷(高強度)練習の話です。
新3年生の組み分けに出るかもしれない「つんつくん問題」
娘は最初、
難しい!これ好きじゃない👧😡
と言っていました。苦手意識を克服するため、この冬は徐々に強度を上げて練習しました。
既に苦手と思っているものは、闇雲に強度を上げたら逆効果です。
まずは基本中の基本問題か、必要ならそれ以下の難易度に下げる
難易度を上げる時は、楽しくなる仕掛け(キャラクター、ゲーム性)を入れて勇気づける
「解けるかも(怖いけど挑戦したい)」になってきたら、負荷を高める
というステップを踏んで、強度を高めていきました。仕上げは
SAPIXが出している問題よりも難しくする😅
です。「君ならできるでしょう😉」と。
いま取り組んでいる「つんつくん特訓」は、
3問5分程度で解けること
SAPIXのつんつくん(呼ばれるのは3体)より難しいものを標準とする(4体呼ぶ)
という負荷をかけています。
本番よりも高い負荷(難易度)をかけることで、本番(テスト)で実力を発揮する
脳の発達段階に見合わない高負荷はかけませんが、学力の定着に必要な時は負荷をかけます。
新しいことを学ぶときは導入のハードルを下げる
学んだことを身につける時は、練習強度を高める(負荷をかけて定着させる)
です。
冬休み当初は基本に戻り、
条件整理の鉄則(ありえないものの除去、ありえるもののリストアップ)
をおさらいしました。その後、SAPIXの基本問題を振り返り、
解けるレベルで手順の確認を丁寧に行う
という練習をしました。解説動画も見直しましたし、ブロックを使って具体的に確認しました。
毎日少しずつ課題の難易度を上げていき、途中から練習問題を始めました。
最初はSAPIXと同様に3体までつんつくんが呼ばれる標準問題。
そしてオリジナルで4体まで呼ばれる応用問題(高難度問題)を出しました。
標準と応用の比率も、2:1から1:2、そして最後は応用だけ、という風に難易度を上げました。
右肩上がりではなく途中でつまずいたり、ふてくされたりしながら前に進みました😅
毎日練習するために、
とにかく嫌がらないレベルの強度(負荷)を維持すること
キャラクターなどの工夫を入れて、頑張る意欲を引き出すこと
を意識しました。
今は力を定着させるため、SAPIXより高難度の問題ばかりを毎日3問解いています。
冬休みの間、毎日つんつくんに取り組めたお陰で、学力としては定着しました。
テストについては、うっかりもやるかもしれませんし、緊張するかもしれません。
ほかの問題に引っ掛かって時間が足りないこともあるでしょう。
しかし学力としては定着したと思える水準に到達したので、
2年生のやり残しで大物だった「つんつくん問題」は、やり切ることができたと思います🤗
できれば、組み分けテストに出題されて
頑張った甲斐があったよ~👧🤩
という体験をさせたいですね😉