一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

SAPIX組み分けテスト 新3年生(2年生3月)2024年

今回は

girl.chugakujuken-challenge.work

の続きを掲載する予定だったのですが、組み分けテストがあったのをうっかり失念してました😓

すみません、iPadアプリロック(その2)の記事は次回お送りします🙇

記事の打順が難しい・・・😱

さて。

3年生の授業が始まってから初めての、組み分けテストが実施されました。

塾から出てきた娘の第一声としては、

国語は満点💯取れるかな~だけど、算数は空欄があるから満点💯はないや~👧

でした。

帰宅してからの自己採点では、

算数は3問不正解(今のところ)

国語は1問不正解、記述は減点が入るかどうか?

という内容でした。これまでの学習が定着してると思える答案だったので上出来だと思います。

算数が完答できなかったせいか、塾から出てきた一瞬だけは少し元気がなかったです。

算数は時間が足りなかったと言っていました。

難易度はそこそこで、30分の試験としては問題が多いと感じるのもわかります。

ただ、

つまりそれだけ処理速度も求められるようになってきた

ということです。考えて解くのはもちろんですが、その「考える」の質を変え始める時期ですね。

これに似たエピソードが、私の好きなアオアシにも出てきます。

以前にも紹介した第30巻302話に出てくる話です。

この中で、

考えて、考えて、考えて―――

すると、いろんなことが、いずれ考えなくてもできるようになる

というくだりが出てきます。これを「考える葦」と表現し、

その極みが司馬明孝選手である

という話になっているのですが、40歳の大ベテランである司馬選手は、

これまで蓄積してきたものが、脳から瞬時に引き出されてくる

という段階にたどり着いています。様々な場面(問題)を

理解しよう、最善手を見つけよう

と思いを巡らせる毎日を続けた結果、ある日から

目に見た場面(光景)に対する最善手が、瞬時に出てくるようになった

というわけです。私は受験算数にも同様のことが起こりうる予感がしています。

問題の本質を理解しよう、結局出題者は何を問うているのだろう?

と考え抜いて、

他人が与えたものでなく、自分の中で整理された算数の体系

が出来上がった時、

見た瞬間に問題そのものを理解できるようになる

という時が来る気がしてなりません。出題者からのメッセージがダイレクトに響くというか。

これだけ書いてしまうと、

何だ、類題を増やしてパターンを作り上げるだけか

と思われるかもしれません。でも私が伝えたいのは、

問題と解法をセットで覚えるようなやり方ではなく、

自分の中で問題を整理する洗練された収納システムを作り上げる

という感じです。この問題はこうだ!と決めつけて解くスタイルではなく、

問題に対して先入観なく向き合うことで、自然と脳の引き出しの前に導かれるようなスタイルです。

どのジャンルを使って、スタイル構築のプロセスを身につけさせるかを考えようと思います。

条件整理でも平面図形でも、数の性質でもいいかなと思います。

問題そのものに向き合うという考え方という質でなく、

問題が何であっても「最初にやるべきことは何か」に向き合わせる質というか・・・。

娘はいま、自身を客観視し始めていると感じます。

ただ頭を使う(考える)のではなく、どう使うか(を考える)に進めてもいいかな、と。

思考の抽象度が上がるので、最初はストレスに感じるかもしれません。

様子を観て慎重に進めていきたいと思います👋