ここ最近の
・四谷大塚 リトルスクールオープンテスト(7月)
・SAPIX 組み分けテスト(7月)
・SAPIX 復習テスト(7月)
では、失点が目立ち順位も落としました。それぞれのテストに記入した解答、問題用紙、各得失点の
正答率と単元、難易度(標準・応用・発展)などをじっくり観て考察しました。
・計算ミス
・せっかちミス(転記ミス、問題読み間違えなど)
・発展問題に対する仮説思考不足※
に、ほぼ集約されていたように感じます(※仮説思考については別の記事で公開します)。
逆に
習ったことは身についている(応用まではできている)
以前間違えた問題は間違えなくなった(復習ができている)
ということもわかりました。
1年生の頃は
四谷大塚のリトルスクールオープンで1桁~2桁順位
早稲アカの各種チャレンジテストで1桁~2桁順位(AまたはB特待を複数回獲得)
SAPIXも最初から2桁順位で好スタートを切った
という感じでした。他のテストと違い、これらのテストは難問と呼べるものが必ず入っています。
それら難問や思考系の問題も、結構解けていました。但し1年生向けの高難度問題は、
クイズ的な感じというか、算数的な高難度という感じではなかった気がします。
しかし2年生になってからの高難度問題は、
既にある程度学習してきたという前提で、算数らしい問題になった
と感じました。
※国語はまだ本文の難易度を上げられないので、高難度とはいえないです。
暗喩や情景描写など、抽象的な題材が出てきてからの話かなと思います。
娘のテストを考察した結果のうち、気になったものは
発展問題に対する仮説思考不足
です。発展問題は抽象化と大きく関わってくるのですが、抽象思考は今後の最重要課題です。
抽象思考にどう対応しようかな?の検討と考察に関しては、こちらのブログに書きました。
girl.chugakujuken-challenge.work
さらに、発展問題とそれ以外の問題について問題用紙と解答用紙を調べましたが、
問題用紙はしっかり汚れている(あれこれ試している)し、解答用紙も考えて書いていることが
見て取れました。すべての問題に対して脳をフル回転させて取り組んでいると思います。
間違えていても、これは良い問題用紙であり良い答案です(手も頭も動いてる)。だからこそ、
ミスをしない時は安定的に順位も高く、ミスをしても大崩れは見られない
という状況なのだと考えることができました。
発展問題の解き直しをしてみましたが、私の印象としては
脳の発達段階的にまだ早い。現時点での発達限界に到達している
という感じです。この状況で思い出しましたが、私は今の状況はプラトー現象だと思いました。
実際に学習したこと、インプットに対するアウトプットの質と量などを考えると、しっかりと
当てはまっている気がします。ですから、ここは親の踏ん張りどころで
焦って得点を増やそうとしない
むやみに問題を解かせない
発展問題を”数をこなすことで”解けるようにしない(パターン・暗記≠思考力)
の3点が重要と思います。むしろ脳の情報整理&再構築期間として、夏休みですし、
学習は一時的にペースダウンする絶好の機会かも🤔
と思いました。この時期を活かし、勉強とは違う脳への刺激を与えて健やかな発育を促したいです。
サイクリング🚴や海遊び🏊、釣り🎣など。小さいリクエストは色々あるので何か考えます😅
プラトー現象に関して、以下の2つの記事を紹介しておきます。
1つ目の記事は”受験勉強”というテーマに絡めてプラトー現象を説明しているので、
中学受験の参考にしやすいと思います。しかし
プラトー状態の時にやってはいけないことは書かれているが、理由まで書いてない
ので、2つ目の記事も紹介します。
9月以降のさらなる学力の伸びのため、そして来るべき3年生での抽象思考の始まりに備え、
脳の新たな目覚めを少し待ちます。季節は夏ですが、種が冬に発芽の時機を待つように・・・🌱