一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

エクタスの授業~超高速試行錯誤

エクタスは

試行力・思考力診断テストに加え、授業に参加した際の様子で入塾可否を判断する

という選抜方式を採っています。前回の記事で触れましたが、学力だけでなく

授業についていける性質を持っているか?つぶれないか?

を慎重に見極めているという印象でした。

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で、実際に授業にも参加してみたわけですが・・・スーパーハイレベル、でした。

こういうと、

難しいことを教えるってこと?🤔

と思うかもしれませんが、もっと先鋭的で

難しい問題をいきなり解かせる😱

でした。難問だろうと初見だろうと、

その場で与えられた問題文をよく読んで考えて解く

ということです。これが「パズル的」と言われるゆえんなのかもしれませんが、

実際にはそうとも言い切れませんでした。なぜかというと、

パズルに限らず、調べ上げ問題も普通に出てきたから

です。国語なら最低限の語彙はさらっと教え、算数ならルールをさらっと伝えて

はい、じゃあ解いてください。できた人から見せにきてね

です。筑駒・御三家・駒東をアレンジした問題などが普通に出されます。

教えてもらう、教えてもらおう

という授業ではないのです。もちろん与えられた課題は何かの単元と結びついています。

でも

今日はこれを学習しますよ~

この問題の解き方はこうですよ~

という、いかにも授業っぽい授業ではないのです(※高学年は違うかもしれません)。

基礎学力はあるという前提で、自ら考えて何度でも先生に添削してもらいながら、

超高速で試行錯誤を繰り返す。創意工夫を枯渇させず、諦めずに食らいついていく

簡単に言えばそういうスタイルです。子どもが自ら、

これじゃダメか、こっちはどうだ、さっきこれでダメだったからこうしてみるか

と、60分間フルスロットルで頭を回転させ続けるのです。

誰かが教えてくれなければ手が止まる、途方に暮れてしまう

という子どもは時間だけが過ぎてしまいます。とにかく試行錯誤の回転が速い。

しかし当てずっぽうな解答では容赦なく斬り捨てられる(すぐ突っ返される😱)。

解けるまで何度もダメ出しをされながら、どうしてダメなのかを少しだけ指摘され、

その意味を自分で考えて軌道修正していく。

人格否定やきつい言葉を浴びせられることはありません。むしろ先生は言葉を選んでました。

しかし添削は一切の容赦がなくて、不正解は不正解なのです。馴れ合い的なものがない😱

高学年の子どもを相手にしているかのようでした。

こんな高負荷な授業を3年生で見るとは思いませんでした。2年生も同様のようでした。

 

娘は試行力・思考力診断テストで算数が轟沈しました。しかし授業に出た後の面談では、

算数も大丈夫ですね~

と言われたと書きました。それは算数の授業で、

60分間1・2を争うくらい果敢に試行錯誤し、実際に一番多く問題を解いたから

でした。先生に何度も答案を突っ返されていましたが、添削をお願いする度に

こういう理由だからこうなると思う

と意見を言いつつ、それでは間違いだよ、という説明をきちんと聞けていたからでした。

次回は国語と算数の授業の進行を書きたいと思いまーす👋