エクタスは
試行力・思考力診断テストに加え、授業に参加した際の様子で入塾可否を判断する
という選抜方式を採っています。前回の記事で触れましたが、学力だけでなく
授業についていける性質を持っているか?つぶれないか?
を慎重に見極めているという印象でした。
girl.chugakujuken-challenge.work
で、実際に授業にも参加してみたわけですが・・・スーパーハイレベル、でした。
こういうと、
難しいことを教えるってこと?🤔
と思うかもしれませんが、もっと先鋭的で
難しい問題をいきなり解かせる😱
でした。難問だろうと初見だろうと、
その場で与えられた問題文をよく読んで考えて解く
ということです。これが「パズル的」と言われるゆえんなのかもしれませんが、
実際にはそうとも言い切れませんでした。なぜかというと、
パズルに限らず、調べ上げ問題も普通に出てきたから
です。国語なら最低限の語彙はさらっと教え、算数ならルールをさらっと伝えて
はい、じゃあ解いてください。できた人から見せにきてね
です。筑駒・御三家・駒東をアレンジした問題などが普通に出されます。
教えてもらう、教えてもらおう
という授業ではないのです。もちろん与えられた課題は何かの単元と結びついています。
でも
今日はこれを学習しますよ~
この問題の解き方はこうですよ~
という、いかにも授業っぽい授業ではないのです(※高学年は違うかもしれません)。
基礎学力はあるという前提で、自ら考えて何度でも先生に添削してもらいながら、
超高速で試行錯誤を繰り返す。創意工夫を枯渇させず、諦めずに食らいついていく
簡単に言えばそういうスタイルです。子どもが自ら、
これじゃダメか、こっちはどうだ、さっきこれでダメだったからこうしてみるか
と、60分間フルスロットルで頭を回転させ続けるのです。
誰かが教えてくれなければ手が止まる、途方に暮れてしまう
という子どもは時間だけが過ぎてしまいます。とにかく試行錯誤の回転が速い。
しかし当てずっぽうな解答では容赦なく斬り捨てられる(すぐ突っ返される😱)。
解けるまで何度もダメ出しをされながら、どうしてダメなのかを少しだけ指摘され、
その意味を自分で考えて軌道修正していく。
人格否定やきつい言葉を浴びせられることはありません。むしろ先生は言葉を選んでました。
しかし添削は一切の容赦がなくて、不正解は不正解なのです。馴れ合い的なものがない😱
高学年の子どもを相手にしているかのようでした。
こんな高負荷な授業を3年生で見るとは思いませんでした。2年生も同様のようでした。
娘は試行力・思考力診断テストで算数が轟沈しました。しかし授業に出た後の面談では、
算数も大丈夫ですね~
と言われたと書きました。それは算数の授業で、
60分間1・2を争うくらい果敢に試行錯誤し、実際に一番多く問題を解いたから
でした。先生に何度も答案を突っ返されていましたが、添削をお願いする度に
こういう理由だからこうなると思う
と意見を言いつつ、それでは間違いだよ、という説明をきちんと聞けていたからでした。
次回は国語と算数の授業の進行を書きたいと思いまーす👋