2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

お墓参りと娘のセンス

先日、初めて娘をお墓参りに連れて行きました。案の定、いつもより3倍くらいお供えの

お菓子を買うことに。楽しそうに選んでました🤩

スケジュールの都合でギリギリになりましたが、間に合ってよかったです。

お墓を掃除したり、お線香をあげたり、お花を飾ったり、お供えをしたり。

一通りの流れ😅を見せた後、他のおうちのお墓や水子供養のお地蔵さんなども

見ました(産まれてこられなかった赤ちゃんにもお線香をあげようね、とか)。

退屈そうにせずお手伝いもしてくれたので、親としてはありがたかったです。娘に感謝。

 

帰宅途中に感想を尋ねてみたところ

お墓って地味なんだね

とのこと😂

面白いこと言うなー。我が家の仏壇だって地味でしょうに。そのセンスは隔世感があるわー。

一方で、

お墓も時代に合わせて新しいものを取り入れてもいいんじゃないか

とも思いました。最近はワンルームマンション的なお墓もありますが、

もし本当に供養という点で故人を偲んだり、思い出を懐かしんだり、心の安寧や成仏を願うなら、

お墓参りの時にスライドショーや好きだった歌やその時代に流行った歌をBGMに流して

こちらに帰ってくる故人をお迎えする(エンディングは蛍の光?)

というスタイルがあってもいいのではないかとすら思いました。もちろん仏法のしきたりに則って、

お線香の煙をあげて、お経を聞いて安らかに眠ってほしいと願いますが、

仏法の教えという意味でなく、故人を悼み思いを新たにするのであれば、

家族それぞれに思い出や想いがあってもいいのではないか、ということです。

祟りを忌むための供養とかもあるかもしれませんが、その辺は故人とうつつの人の付き合い次第かと。

 

葬儀屋とお寺はお互いにビジネス領域を避けているように見えますが、

葬儀屋が葬式の段取りだけでなく供養のカスタマイズビジネスを始めることもあれば、

お寺、あるいはお寺を持たない住職(僧侶派遣サービスのお坊さん)と共に、

親族で集まるような供養でなく、家族の思い出に特化した供養ビジネスを立ち上げることも

可能なのではないかと思います。それこそ昨今のコロナ禍においては

派遣僧侶と葬儀屋を中心とした盛大なオンライン供養

みたいなものがあってもよかったんじゃないかとか。

テクノロジーとの同居が当たり前となった”経済的発展を遂げた地域の現代人”は、

マーケティングの世界でもエモーションやパッションといった、

人の心とテクノロジーの融合、融和、共生

が、当たり前のように浸透しています。理屈だけじゃない、ってやつです。

いってみれば、

お寺、学校、病院といった、100年間ビジネスモデルが変わらなかった世界

でさえも、テクノロジーを受け容れつつあります。

それはそうですよね。

今その世界で活躍している人たちは

テクノロジーが当たり前になった世界で育った世代

なのですから、自らの生い立ちを否定するような縛りに抗えるはずがない。

 

娘はお墓が地味と感じても、退屈はせず、自分なりに興味を持ってお参りできたようでした。

墓石、地蔵、卒塔婆、お盆、供養などなど・・・。

娘の感性やセンスは特別なものではありませんが、私の世代とは違うなぁと思います。

私にも気づきがありました。連れて行ってよかったです(ナンマンダブ、ナンマンダブ)。