低学年での学習まとめですが、今回が一応最後です(追加はあるかもしれません😅)
一周目で学んだこととしては、
どんな子であっても、継続的で累積的な学習は必要だ
ということでした。いわゆる地頭の良し悪しがあったとしても、
学習せずに中学受験に必要な学力を身につけられる子ども
は、居ないといってよいと思います。1000人に1人でもゼロとみなして良さそうです。
したがって娘の子育て方針としては、
知識やスキルの土台、もっと言うなれば努力の土台となる継続力の育成
を最重要視してきました。息子はまた性格も性別も違うので、異なる課題を持っています。
中学受験を私なりに一言で表せば
雨だれ石を穿つ
です。
個人的な解釈ではありますが、中学受験では
少しやって理解できなくても、何度か繰り返すうちにわかるようになる
少しやってうまくいかないからといって、違うことをあれこれやっても遠回りになる
という部分があると思います。かといって、
毎日の水量は雨垂れでよいが、ある日はバケツ、ある日は渇水というムラ
があってもダメだという示唆も感じます。
習慣というのは奇妙なもので、人間心理を突いている部分があるなぁ🤔
と思わされます。サンクコストという言葉は有名だと思いますが、
習慣化されたものをやめるのはかえって難しくなり、
せっかく根付いた習慣を棄てるのはもっと難しい
と思います。人はそれほどに「損」という概念に弱いという心理を逆手に取る、という思想です。
つまり
せっかく身につけたものを棄てるのがもったいない、というところまでは頑張る
と同時に、
続けられる程度の一日当たり投資量と期間を見定めて、習慣化自体を目標とする
ということです。
続けることが最優先なので、1問も解けなかった日でも、調子が良かった日でも、
毎日頑張っているね。さすがだね~🤗
という声掛けを意識しました。結果でなく取り組みを褒めました。
長い期間で考えて続けられる負荷を与える(過不足なく)
成長・発達段階に応じた負荷に調節する
こうでないと継続できなくなるので、
今回はテストの点を上げたい!🔥
成績が下がってきた!🥶
といった理由で、過負荷にならないように気をつけてきました。
学習の結果(解いた問題)やテストの成績、点数を褒めれば、子どもの意識は結果に向かいます。
多くの場合、いつでも良い結果が得られることはないと思っています。
結果によって継続力が左右されたり、精神的に動揺してしまうのは、可能な限り避けたいです。
苦しい時でも
コツコツと続けていれば大丈夫。自分は着実に歩を進めている
と思えれば、成績や調子の波、意欲の増減はあったとしても、着実に力はつくと思います。
これが続くことによって、自走的な力もつくのだろうと思います。
とはいえ、口で言うほどには
決して簡単ではないなぁ~😵
と苦労はしています😖少しでも
取り組んだこと自体が素晴らしいんだよ!
と伝えるために、娘の心理状況や取り組み内容はじっくり観察しています。
汚れた問題用紙、試行錯誤の証、諦めなかった心。観るものはだいぶ変わったなぁと思います😉
やっつけ的な時には、
何だかんだいって今日もやったのはエライと思うけど、
今日の成果は自分的にこれでいいってことなんだよね?
とか、
ほめつつも頑張れる一言は何か?
を、娘の性格とその時の状況に応じて練りに練っています😓
すぐ言語化できない時は率直に、印象・感情を伝えています。
同じやっつけ状況でも、本当に気分が乗らない時などは
無理にやらなくてもいいんじゃない?
という声掛けの方が、逆に頑張れることもあります。
ただ一番大事なのは
やれない日(=積極的に休む日)もアリ
ということです。ペースが落ちることもあります。
でも長い目で見れば一瞬ですし、学力が定着してきているなら大丈夫かな?と😅
思わぬ成果?と思ったのは、
難しい問題に挑戦したい!🤩
と言い出した時でした。継続によって粘り強さが生まれて、
壁に挑んでもすぐにはくじけないぞ!
とか
少しでも手を動かし続ければ(思考をやめなければ)何とかなるかもしれないぞ!
と思えるようになったのかな?と感じます。
継続力をきっかけに、忍耐力や強靭さなど、他の非認知能力も身につきそうな気がします。
中学受験というテーマを通じて、人生を生き抜く力を育てられたらいいな~と思います🤗👋