前回は脱線してしまいましたが、改めて四谷大塚のマンスリー講座4月、です。
girl.chugakujuken-challenge.work
引き続き「1.数の操作」を眺めていきます。次は逆算の応用問題です。
導入として以下の問題を解きました。
ある数のすべての位の数をかけ合わせる操作を、答えが一桁になるまで続けます。
例えば
26という数字は2x6=12 → 1x2=2
229という数字は2x2x9=36 → 3x6=18 → 1x8=18
となります。
(問い)429という数字の場合、一桁になる最後の数はいくつですか?
(答え)4x2x9=72、7x2=14、1x4=4。答えは4
こうやって、まずきまりを覚えさせた後に応用問題がきます。
(問い)最後の答えが5になる2桁の数をすべて答えましょう
まぁまぁ面白い問題ですよね😅娘はできていませんでしたが😢
一桁で5ということは、最後は1x5=5か5x1=5あたりかな?🤔
と見当がつきそうです。
娘の答案用紙はそんな風になっていました。解けても良さそうだったけどなぁ・・・?🤔
ということは、一つ前の処理の答えが15か51になっているはずです。
とりあえず15と51という2桁の数字が決まりましたね。
2桁の数の位をかけ合わせて51になる数はないので(51=17x3。17自体が2桁)、
次は15を作る計算を考えます。3x5と5x3ですね。これで35と53もできました。
53を作れる一桁同士のかけ算はないので、次は35に注目して5x7と7x5が出ます。
57と75ができました。57は19x3。75は3x5x5で355だから3桁。
ということで答えは15、35,51,57,75の5個になりました。
子どもにとっては、先が見通せない部分や直感的に素数を見極められなくて
難しい!
と感じそうに思いました。大人は知識がありますから😅
ただ
ん?🤔
2桁の数を見た時に、それが九九の答えになければ1桁の数のかけ算にならないのか!
と気づける子どもは、数のセンスが抜群にいいだろうなぁと思います。知識でなく。
九九のかけ算とは、それがそのまま1桁の数のかけ算ですから、
53とか57とかを見た時に「これは1桁の数のかけ合わせで作れない」がわかるわけです。
さて、まだここまでが「1.数の操作」の半分なんですよ(量としては)😱
しかも質でいえば3分の1とか4分の1です。やっぱり難しいことやってますよね。
だからこそ、おふざけモードの騒がしさで指導時間が減るなんて本当にもったいなくて、
以前みたいにもう少し人数を絞り込んで、良い緊張感を保ってほしいです😓
さて「1.数の操作」の半分が終わりました。次回は後半戦。いってみましょう!👋