やっと「1.数の操作」の半分が終わりました(量としての半分ですが)
girl.chugakujuken-challenge.work
さて後半戦の問題です。後半ほど難しくなるので、まだまだ続きます(イヤーン😭)
3桁の数Aについて、まずそれぞれの位の数を足します。和が1桁になるまで繰り返します。
最後の1桁の数と、それまでに何回、和を求める計算をしたか答えましょう。
たとえばA=123なら、1+2+3=6で1桁の数は6、和を求める計算回数は1回。
A=526なら5+2+6=13。1+3=4。1桁の数は4で計算回数は2回です。
(問い)A=147だとどうなりますか?
(答え)1+4+7=12。1+2=3。1桁の数は3で計算回数は2回。
簡単ですよね。やっぱり応用問題の出し方で難易度はどうとでもできるんだなって思いました。
(問い)1桁の数が9になるAの中で、最も小さい数と最も大きい数はいくつですか?
Aは3桁の数、という与件を忘れていて一瞬ゲッ😱と思ってしまいました😓
問題文を読み飛ばす系の男子あるあるみたいに🤣
最も小さい数は簡単ですね。3桁で小さい数といえば百の位が1。
ということは、十の位と一の位で8を作れば1+8=9ができます。なので108です。
最も大きな数はどうでしょう?同じように考えれば百の位は9ですね。
総当たり、調べ上げの方が早いのかなぁ🤔
999なら9+9+9=27。2+7=9・・・あ!できた!😉
解法で悩むよりも手を動かした方が早いという実例みたいな問題ですね。
この問題ならさっさと大きい方から計算した方が早そうです。
でも入試とかだと
では1桁が9になる3桁の数は何個ありますか?(キャー😱)
みたいな問題になりそうですね。
この辺は仮説思考を磨いていかないとダメなんだろうなぁ😭
マンスリー講座でのその次の問題はこうでした。
(問い)計算回数は最も多くて何回ですか?
その時に考えられるAのうち、3番目に大きい数はいくつですか?
マジか・・・。う~ん・・・🤔
999は計算結果が1桁の数になるまで2回、計算しましたね。
1桁の数を3個足すのですから、どんなに大きい数でも和は2桁になります。
その2桁の数の位を足して、もう一度2桁になることがあれば計算回数が増えますね。
ということは
1回目の計算結果でできる2桁の数字で、十の位と一の位の和が繰り上がる数
があると良さそうです。
たとえば9+9+1=19。1+9=10。1+0=1。3回ですね。
1回計算すると桁が一つ減っていっています。これは
1桁の数を足していくと、最大でも2桁の数に収まるから
ですね。当たり前ですが重要です👆
2桁の数の十の位と一の位を足した場合は、1桁か2桁の数になりそうです。
2桁の数の和がまた2桁。無限ループするのでしょうか?🤔
しませんね。理由は簡単で、
1桁の数を2個足してできる数は十の位が必ず1になるので、
次にもう一度繰り上がることができるのは19だけ。
19は1+9だから答えは10で1+0となり、そこまでだから
です。ということは、3桁の数の時点で和が19になる数を探せばいい👆とわかります。
大きい方からなので百の位は9で固定します。
すると十の位と一の位の和が10であれば良いので、大きい方から順に
91、82、73・・・
と続きます。求める数は大きい方から3番目なので、973ですね👍
1桁の数を3個足したら?
1桁の数を2個足したら?
こうやって、
何を試したら次のプロセスに進めそうか?
どこまでプロセスを進めていけば、きまりとして完結するか?
を考えていけるかどうかなのだと思います。
今回の問題を通じて改めて思ったことを2点。
1.数の性質について日頃から関心が高く、数遊びをしている子どもは解けそう(センスだ)
2.でも四谷大塚のマンスリー講座の狙いは、センスのある子どもの見極めでなく、
いわゆる算数センスみたいなものを、後付けできるような構成になっている
やっぱり数のセンスは後からでもある程度身につくなぁと思わされました。
難関校に楽勝でトップ合格するようなセンスのことでなく、難関校に合格できる程度です。
でもそれで十分、御の字ですよね?(違う人・・・中学受験三冠狙いとかはもう別です)。
数の操作の問題はまだ続きます・・・😓
やっぱりマンスリー講座はボリュームが多いですね👋