一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

塾によって異なる宿題の与え方

必要な学習量と宿題量の感じ方は、

目指すレベルと個人の理解度で変わってくる

と書きました。

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目指すところによって学習量が変わりますが、各塾の限られた情報から推測すると、

SAPIXは上位校を前提としたテキストだが、宿題提出の義務がないことでバランスが取れている

と思います。全部やれなければ、やれないなりのところに落ち着くということです。

やらなくても、やってわからなくても同じです。

 

早稲アカは取り組ませる問題の難易度を分けているが、宿題をやらせることで底上げをしている

と感じます。SSとそれ以外では一部テキストが変わりますが、基本的にどのクラスでも宿題は出ます。

でも本当の上位層は、宿題が宿題にならない(たいていの課題は終わっている)ので、

トップ層は早稲アカっぽくない気がします。したがって、SSでもそれ以外でも

あと一歩でもう少し難しい学校が狙える!という子どもを勝たせる

という印象を持ちました。この辺が、

保護者と一緒になって熱く盛り上げていく

というイメージにつながっているのかもしれません🤔

普通の子が逆転合格する、逆転合格の早稲アカ!

なんて言ってたりしますからね。今も言ってるのかな?🤔

子どもが上位校を狙っていなくても、親がその気になると負荷がかかってしまう感じです😔

我が家はそこまで鬼👹になれなかったので、上の子はほどよく受験終了しました😅

 

日能研は宿題が少ない=授業料も下がる・提出義務もないと言われているが、

上位を目指すと追加テキストが必要になるし、TMクラスになると違う塾になるなど、

従量課金型のようにして幅広いニーズに応えようとしている?

と思いました。何が何でも上位校!と思っていない家庭には、負荷をかけない印象です。

この辺はSAPIXと似ているかもしれません。ただし、

目指さないところからはお金は取らない(テキスト量が違う)

という姿勢を感じます。保護者の恨みは買いにくいシステムかもしれません😅

 

四谷大塚は各種コンテンツに加え、外部にも使われるほど良質なテストを提供し、

基礎をやれば中堅以上、解き直しや復習ナビで学力を固めれば上位校狙いにも対応。

さらにできる子には最難関コースなどのオプションや、学校別対策コースを提供し、

最上位層も含めて(日能研同様)幅広い中学受験ニーズ(By保護者!)に応えている

と思います。日能研に似ていますが、しっかり料金を取ってコンテンツ提供しているところが、

日能研と少し違う気がします。日能研が関東系とか本部系とか内部の違いを言われるのに対し、

四谷大塚は一つであるところも、少し違う理由かな?と思います。

 

4大塾のどこがいい、どこが悪いは、インターエデュなどで場外戦も見かけますが、

私は、

それぞれに姿勢や方針の違いがあるだけ

カリキュラムはしっかり受験対応しているし、生き残っているのが良い塾の証拠

と思うので、どこも良い塾だと思います。言い方は悪いですが、道具との相性と思います。

 

課題をやるかやらないかを家庭に委ねている部分でSAPIXと日能研は似ていると感じ、

先生がやるかシステムでやるかで違いはあるが、課題をやらせる早稲アカと四谷大塚

と感じます。

 

やらされないと甘えてしまう・やらされるとしっかりやるなら早稲アカ

課題提出度がガラス張りで貼り出されてしまうので、まずはやるしかない四谷大塚

「やりなさい!」と言われてもいいが、子ども自ら取り組む必要のあるSAPIXと日能研

そんな見方をしてもいいと、個人的には思います。

子どもとの相性は別の機会に譲るとして、ここでは家庭方針との相性なので

うちの子は宿題にしないとダメだ!

塾でしっかり見てもらわなければやったかどうか追跡できない!

と思う家庭は、早稲アカや四谷大塚の方が良いと思います。

但し本当に注意したいのですが、

いくら義務や見える化システムがあっても、やらない子はやらない(身につかない)

ので、

早稲アカや四谷大塚なら、子どもが”進んで”勉強するようになる

ということではありません。宿題が明確な分だけバトルも増えたり、塾の先生から

この子は課題をやっていません

と言われたら、親は言い返せなくなります(そして子どもとまたバトルです)。

 

必要な学習量はどこの塾でも変わらないので、

やるように仕向けられるタイプの塾がいいか

自主性の範囲で良しとするタイプの塾がいいか

という家庭方針が、相性になると思います。

 

なお宿題の多い・少ないはよく話題になるので、次回の記事で触れたいと思います👋

※この話は近日公開予定のマンスリー講座12月でも触れる予定です。