今回はSAPIXの入試報告会です。
一般的な傾向などは他塾の説明とあまり変わりませんでした。
強いていえば、最難関の合格者を多数出しているので
なぜ筑駒の繰り上げ合格が多かったのか?
といった情報も、推測ではなくある程度確信を持って話していた気がします。
あとは、やはり商売っ気が割りとあるので(※個人の印象です)、
中学受験ノウハウはSAPIXにご期待を!
といった説明が多かったかなぁ~😅と感じました。
志望校選びについても一般論が半分以上のように感じましたが、
なぜかSAPIXが言うと、それが正しいと思わせてしまう雰囲気(ハロー効果的な)
があったりします。周りの保護者の納得感が少し偏り過ぎてはいないかい?🤔と。
ただ、いいこと言ってたな~と思ったのは、
受験に強い子の話をします
基本を疎かにせず、小さなことをコツコツと取り組める子です
失敗だと思う経験も、結果的にチャンスだと思って学ぼうとできる子です
こういう時に、親はため息をついてはいけません。成長の機会だと言ってあげましょう
学ぶことを楽しめる環境を作りましょう
受験勉強はやっぱり大変です。量が多いです。だから楽しめる要素が重要です
授業で教えたことを講師に指摘してくる子、
合格後も「まだ授業受けたいよ~」と言ってくるような子は、中学入学後も伸びます
という話でした。良いこと言うなぁ~とすっかり飲み込まれました😅
賢い子の育て方とか、優秀な生徒を育てる秘技がある、とかではないんですよね。
楽しく学ばせて、コツコツできる子を伸ばし、難関校に合格させるんですって。
普通のことを地道に続けますよ~
と王者に言われてしまうとぐぅの音も出なくなる気分です。
塾にお任せ下さい!
とは一言もいわないし、雰囲気もない。
親よ、ガンバレ!
という感じにも聞こえました😱
これがSAPIXなんですね、きっと。
教科担当の説明も面白い分析でした。出題者の心理を推測しながら解説していました。
最難関に限らず幅広く問題を分析し、各校の分析と教科ごとの傾向を半々くらいで説明していました。
それを踏まえて、なぜSAPIXで難関校に合格する子が育つのか?と説明していましたが・・・
優秀な子が揃う上位クラスでは、お互いに問題の本質を議論しあって本質にたどりつく
そんな授業ができるのはSAPIXだけです!
という宣伝に持ち込まれていました🤣
ある意味、αの上位に入れば
講師や他の生徒との掛け合いが盛り上がり、ハイレベルな切磋琢磨でより伸びる
ということなのですが、
それ以外の子は誰が教えてくれるのさ?
ということです。
ああ、これが巷で言われる
SAPIXは自習室もなく質問タイムも少なく、個別併用するしかなくてお金がかかる
という話なのかもなぁ🤔と思いました。
これこそ、私が娘をSAPIXに通わせている上で、数年後の懸念になっていることです。
アルワン常駐でなかったら考えないといけないなぁ😓
と思っています。
算数・国語・社会・理科ともに、SAPIXらしく鋭い分析がなされていました。
全部メモしてきましたが、具体的な内容は割愛します。
ご興味ある方は私の記事でなく、本当に足を運んでほしいです。
入試報告会は塾のイベントの中でも価値の高いものと思います。
入試問題の分析に関していえば四谷大塚の方が鋭いと私は感じます。
また最難関を目指すなら、エクタスの報告会の方が重厚だと思いました。
だからといってSAPIXの報告会が物足りないのではなく、
優秀な生徒のデータは塾業界で圧倒的ですし、分析力も高いと思います。
報告会でもらえる資料は最も役立つと思うので、オススメです👆
SAPIX+1または+2という感じで入試報告会を活用するの良いと思うので、
SAPIXの入試報告会は欠かせないかなと思いました👋