2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

こういう問題集がほしかった(新傾向シリーズの算数「ルール」)

2023年11月8日に発売された文英堂の「新傾向・集中レッスン」シリーズ。

先日までは国語の2教材を紹介してきましたが、今回は算数です。

(国語の紹介はこちら)

girl.chugakujuken-challenge.work

実は本屋で立ち読みをしていて、一番最初に気になったのは、この

新傾向集中レッスン 算数 ルールの問題

でした。

www.bun-eido.co.jp

全統でもSAPIX組み分けでも、リトルスクールオープンでも、テストと言えば

ラスボス(難問)はだいたい、条件整理(ルールの把握)

です。数の性質と絡めた規則性問題もよくありますが、絡んでいないものを難問で見かけます。

もはや算数でなく、なぞなぞを解いているのでは??😥

と思わせるくらいです。

この手の問題は、対策に使える”まとまった問題集”がないなぁ🤔

と思っていました。天才くらぶ・チャレペ~だと難易度が上がり過ぎてしまいます。

jitsumu.hondana.jp

かといって、他の問題集は〇〇算や速さ、図形など、決まった単元が目立ちます。

 

なぞなぞ本ではなく、算数として解くものが欲しいのに

そう思っていたところにピッタリの本が出たので、元々はこれを買おうと思った次第でした😅

そうしたら、同じコーナーに新傾向シリーズが揃っていたので、立ち読みしまくったという・・・😓

 

この問題集に登場するルールの問題と似たような問題、同程度の難易度の問題を

  • 全国統一小学生テスト(四谷大塚)
  • 早稲アカのチャレンジ系テスト(冬の学力診断を含む)
  • 組み分けテスト・確認テスト(SAPIX)
  • リトルスクールオープンテスト(四谷大塚)

のすべてで見ました🧐そして大体、

最後の大問👿

です。ルールの問題、是非ご覧になって頂きたいのですが、

まさに大学入試が思考系に変わったことを意識した、思考系問題

を散りばめたような問題集です。大人でも脳で汗💦をかきそうな・・・😅

そして、上で列挙した各種の塾テストで出題されるように、

低学年向けでも出題できるもの

ということが重要であり恐ろしいのです😱

普通、習っていない単元から出題されることはありません。

しかし、この「ルール」は単元とは関係ないのです。

習った単元の範囲内であれば、いくらでも条件を入れて難しくできる(考えさせる)

というのが中学受験です。

girl.chugakujuken-challenge.work

よく

中学受験は小学校で習わないような、高難度の問題が出される

と言いますが、別に中学や高校の学習範囲から出しているわけではないのです。

小学校で習わないというのは単に、小学校の単元の問題を難易度を上げて出題する

ということに過ぎないのです。「小学校では、そこまで深く掘り下げていない」だけです。

和差算の問題が、中学生で習う連立方程式を使わなくても解けるように、

難易度はいくらでも上げることができます。

処理能力を問うならば、足し算だけど式に項(数)が1000個ある問題をやらせてもいい

ということになります。求められる学力・能力が処理能力から思考力に変わりつつあるため、

出題傾向がまさに「新傾向」になったのでしょう。

 

難易度的にもジャンル的にも、まさにドンピシャな一冊📙😍

これを買って、来年の全統はiPadに少しでも近づきたいです!🤩