予定より進み過ぎてしまったパズル道場のテキスト。
規則性が出てきましたが、2年生にちょうどよい教え方が思い浮かばず悩んでいました😅
塾でやることを先取りするのではなく、その学齢に合った知識で楽しませたい
と思っているので、本屋で参考書を立ち読みしていました。
普通に教えるなら、サイパー思考力算数練習帳シリーズが良いです。
上の子の時に使った周期算のテキストはまだ持っています。3~4年生となってますね。
http://ninchi.sch.jp/sample/s12sample.pdf
説明は難しいのですが、規則性を見抜こうとすることが好きなタイプと、
規則性を考えるのは苦手というタイプが居るような気がします。私は規則性が大好きです😅
法則を見抜き、数本の木🌳で果てしない森🌳🌳🌳の生態系がわかるような、
世界の広がる瞬間が好きだからです。
トンネルを抜けたら雪国ではなく一面の青空、あるいは異国に旅立つ離陸の瞬間🛫のような、
解き放たれる感覚。それを好きになるというのは、
わかることの爽快感を一度知ってしまうと、脳がその再現を渇望する
という感覚なのかもしれません。
難しいことを知りたいのではなく、知らなかったことに気づく、
何でもないことに新たな視点を持つ、というのが楽しいのです。世界が広がるから。
ちなみに最高に気持ち良いのは「規則の中の例外を発見した時」です。
特異点というのは、規則性で成立する世界において最も美しいと感じます。
秩序の美しさに収まることのない、まるで抗うようなユニークさ。
どこまでも通じる秩序は美しいですが、そこに小さなホクロが一つ存在するだけで、
秩序だけでは描けなかった”説明のできない美”、人を惹きつける何かが生まれます。
さて、規則性は”見抜いて説明しきる”ところに醍醐味があると思います。まだ娘は
面白さ以前に、規則を考えること自体が好きになれない😠
という状態なので、”規則”を押し付けたくないのです。
というわけで、既に規則性の虜のようになった私が普通に教えようとすれば、
何でこんな面白いのに?
となってしまいます。
自分がおいしいと思うものを、そう思わない他人にごり押しするのと変わりません。
自分のためになると思えば、ピーマンもセロリも”おいしい”と自分をだませるようになる
でも理屈抜きに嫌がる以上、それまでは工夫して別の料理に見せるしかない
みたいな心境です。
規則性問題がわからず苦手と感じる心境を理解するために、規則性をほぐさなければ
と思い、本屋で「学ぶためでなく教えるための」参考書を探しました。
あれこれ立ち読みして選んだのはこの一冊。
本屋の品揃え限界もありましたが、規則性に特化した問題集でちょうどよかったです。
この本いいな~と思っていたら、また文英堂でした。
girl.chugakujuken-challenge.work
難易度の高い問題集が欲しい時、文英堂・・・いいかもしれません👆
さらさら~と眺めていても、
数の性質から規則性に発展させ、見せ方を変えるだけでこうも違う問題に見えるものか
と参考になりました。規則性は難易度を上げやすいジャンルですね。
girl.chugakujuken-challenge.work
30分ほど立ち読みして、1540円の投資を正当化するための理由を探し😅
さまざまな認知バイアスを意図的に極大化して、思い切って買いました。
まずは速ワザ算数で私が指導用の勉強を行い、娘には1年くらいかけて教えようと思います。
とりあえずパズル道場のテキスト分を解くのに必要な勘所だけ見極めて、
娘が自分で取り組めるようになるところまでは、助走をつけてあげようと思います。
ところで立ち読みの間に今回は、JG、渋渋、広尾、中等部、明の星、富士見の過去問を読みました🧐
久々に算数を解いてて難しく楽しかったです😅
一般的に言われているほど、問題傾向が思考系と処理系に分かれている感じはせず、
どこの問題も似てきているような印象を受けました。
(上の子の時は本当に分かれている感じがしたんですよね。
もしかして男子校と女子校で算数は全然違うのか?🤔今度男子校も覗いてみよう🔍)
つまり、
基礎を”しっかりの上にもしっかりと”押さえた上で、応用問題につなげていくこと
が重要ということです。上の子のお陰で、
6年生2月までの見通しが立つというアドバンテージ
をここでも感じました。親にとって
解けることよりも、解けないこと(その気持ち、つまずきポイント)
を理解することの大切さを、再確認しました。規則性問題の解析に挑もうと思います💪
娘がどうわからないのか、わからない人にはどう見えているのか、興味津々です🤩