何だか、等差数列の問題が出てきたせいで算数の記事が増えてきました🤔
先月は国語推しだったのに😅
以下の記事で
算数が得意だった上の子は、いきなり式から入りました
と書きました。スンナリ理解してくれて(説明までしてくれたので)良かったのですが、
一度くらいは公式を自分で導くステップを踏んでも良かったかなと思います。
上の子は算数好きだったので、そのステップを省いても算数の美しさに魅入られていましたが。
さて今回、娘に少し教えた等差数列なのですが、まだ式は使っていません。
(N-1)*D+1 = X
N:N番目(番号)
D:等差(差分)
X:N番目の数(値)
数学的帰納法(私の頃は高校生で習った気がします)で、
上の式のNに数字を当てはめて式の正しさを証明したりすると思うのですが、
娘にいずれやってほしいと思うのは、
- 等差数列のN番目の数を、等差と掛け算から導けるようになる
- 規則性があるものは式で表せると気づく(抽象化)
- 式が正しいかどうかを、いくつかの数値や別の等差数列を作って検証する(帰納法)
の一連の流れです。小学生の脳への負荷としては、かなり重たく高度だと私は思います。
しかしこの流れこそが、考え方の軸であり、ひとつの重要な引き出しになると思っています。
問題に隠されている抽象化事例を、具体的な数やケースで探る(仮説構築材料の収集)
具体的な数やケースを導く際に使った計算や条件を公式・法則に落とし込む(仮説構築)
別の数値やケース当てはめて、仮説が成立する場合としない場合を見極める(仮説検証)
このプロセスを繰り返すうちに、
いきなり答えにはたどり着けないから、方向性を見出すために数や事例で遊んでみるか🤔
と、まず手を動かせるようになります。
何度もこれを繰り返すうちに仮説思考という「頭の使い方=引き出し」が洗練されます。
仮説思考は手段でしかないのですが、
困った時にまず使ってみる
という便利なツールなんじゃないかな🤔と思います。
パズル道場のテキストでは容赦なく、等差数列の次に周期算が出てきてしまいました😔
周期算として教えるのはちょっと・・・と思っているので、
今回は知恵比べ問題のように遊びで解いてみようかなと思います。
どうやって低学年向けにアレンジするか、親の腕の見せ所かもしれませんね😓