一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

一周目の経験値~積極的先送りを考えるようになったきっかけ

今日の話は・・・うまく書けていないかもしれません。しかも長くてすみません。

伝えたいことを伝えきれているか、非常に不安です😰

ポイントは

  • 低学年の成績は高学年の成績を保証しない(見たところ2人に1人くらいは失速)
  • 4年生以降の学習は、知識の積み上げでなく抽象化への対応で決まると思う
  • 発展分野を先送りする分、基礎固めや脳の成長促進の試行錯誤をしようと思った

です。

 

昨日、

中学受験は長丁場なので、子どもの発達段階的に難しい問題は先送りもアリ!

girl.chugakujuken-challenge.work

と書きましたが、その考えに至るには、

上の子、上の子の時に見た周りの子、あるいは知人の子の話が影響しています。

サンプル数は多くありませんが、あくまでも個人の印象・考察として

中学受験に挑んでいる私と同じような保護者の参考になるかも

と思って書きます。

 

積極的先送りの考えには、子どもの脳の発達に対する意識が背景にあると書きました。

発達と書くとややこしくなるので、ここでは早熟な子や平均的な子と表現していきます。

子どもの脳の発達が早いというのを、

より大人に近い思考ができる

とか、

抽象的思考が他の子どもより抜きん出てできる

と置き換えると、

早熟な子である

と言えると思います。

上の子が年中の頃に一時期(本当に受験するなら既に遅いのですが)、

小学校受験ってどんななのだろう?

と思って調べ、私立小の学校見学にも参加したことがあります。

きれいで整った施設、1年生のきれいな文字の作文や習字の貼り紙など・・・。

すべてのお子さんが優秀に見える世界を垣間見ました😅

受験して入学するのですから当然、みなさん優秀なのだと思いますが。

 

小学校受験は親の受験ともいわれるようですが、実際は子どもも大変で、入学試験を通じて

  • 学力や生活知識
  • 巧緻性(手先の器用さや根気)
  • 課題の理解(人の話が聞ける、適切に受け答えができる)
  • 想像して応用できる(積極性、創造性)
  • 脳と手足が連動する(脳の発達度合い)

が見られている気がします。入学後の授業進行や学級運営、求める生徒像があるからでしょう。

明らかに、早熟な子の選抜で”当たり前といえば当たり前の話”だと思います。

なので合否はともかく、

小学校受験を戦うことができた子や、(特に)短期間で挑めた子は早熟なのだろう

と私は思います(上の子は学校見学だけで終了し、幼児教室にも行きませんでした)。

小学校受験は幼児教室などで対策できますが、自主性があるかもポイントと思います。

 

さて早熟な子が多いと考えられる小学校受験者ですが、

かつて上の子の塾仲間で、大学まで続く有名小学校に通っていた子が居ました。

内部進学で中学に上がれるけど、開成受験のため一年生から早稲アカに通っていました。

スーパーキッズ(1~2年生)では上位クラスで、

国語は女子上位者と同レベルで常に高得点

算数も、安定してクラス上位グループの一員

という好成績を収めていました。

スーパーキッズだけでなくジュニアコース(3年生)でも、ずっと最上位クラス。

しかし4年生の夏ころから少しずつ順位を落としていくのを見ました。

社会は満点を取り、国語も高得点を維持してたものの算数が失速。

5年生の頃には二番手クラスから抜け出せなくなっていました。

残念ながら開成には合格しませんでした。

3年生まではWin Jrなどの一番左のページ(成績上位者集団)常連だったり、

YTでも社会は満点、国語は好成績などであっても、SS最上位クラスに残れない。

小学校受験の余力で低学年は上位をキープできても、高学年の上位はまったく保証されない。

うちも大変でしたが、中学受験の現実は本当に厳しい世界だと思いました。

 

その子のことで印象的だったのは、お母さんが常に(塾以外の時も)一緒だったことです。

私も何度もお見かけしましたが、スーパーキッズの頃からお母さんがとにかく熱心でした。

それは全然悪いことではありません。母子ともに仲良しなのは見ていてわかりましたし。

印象に残ったのは、

お母さんがかなり手取り足取りやってしまっている

というところでした。

でもその子はお母さんが大好きだったようなので、受験後の親子関係も良好と聞きました。

 

上の子の時、他にも

5年生まではずっと算数がクラストップ、全体でも上位者だった子

が居ました。その子は5年生の夏前後に大失速していました。

ずっとトップ集団を走ってきた子たちが高学年で失速していく現実の姿を見ているだけに、

低学年での成績はあてにならないと思っています。

しかし同時に、低学年での学習や通塾が無駄とはまったく思いません。

実際に半々くらいの割合で、キッズ時代から最後までSS最上位で駆け抜けた子も居ます。

男女関係なく、失速した子、最後まで上位キープしていた子、それぞれ居ました。

 

小学校受験組のスーパーキッズ上位クラス生はおしなべて優秀でした。

そう考えると、確かに4年生くらいまではトップ集団に居られるのかもしれません。

しかし4年生の壁、抽象化の壁は嘘ではないのだなと思います。

低学年までの、

先取りや反復学習、親の指導による様々なインプット

は、絶対にプラスになって低学年時の成績にも表れてくるのだと思います。

一方で、

それが高学年での成績に、必ずしも生きてこない

というのが悩ましいところです。

 

低学年で(言い方は悪いかもしれませんが)

親の熱意に応えてよく訓練・練習してきた子

が成績上位に入ることはあります。

でもこれは本当に明らかなのに、どう伝えたら伝わるか難しいのですが、

高学年の学習内容や学習の仕方は低学年と世界が違う

みたいな感じなのです。私の好きなアオアシでも第28巻で

ユースとプロでは考え方がまったく違う。頭を作り替えろ

shogakukan-comic.jp

という話が出てくるのですが、

4~6年の中学受験勉強だけは、低学年とも中高生とも大学受験とも違う

という感じなのです。そのひとつの答えがジュクコの言っている

子どもを自走モードにしましょう

なのですが、抽象思考と自走モードには関連性が高いと捉えています。

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自走モードは”親がそうさせる”類のものとは思えない

自走モードは子どもが(意識的か無意識的かを問わず)自ら”なる”もの

と受け止めている私としては、

物事に疑問を持つ=抽象化という方法により真理や法則を見出し、確かめる

ということがそのまま、

自ら考えて自ら行動する習慣になっていく=自走モードの完成

に見えてしまいます。

好奇心を大事にというのは疑問(関心)を持とう

という「出発点の話」と捉えると、私が様々な教育本や経験から考えたのは

ある成長段階を経て4年生の壁に備えるという仮説が成り立つのでは?

ということでした。ざっくりいうと

  1. まず好奇心を大事にする(”発見”に関する脳の成長段階)
  2. 子どもの関心事に答えや導きを与えず、好きに表現させる(”遊び”に関する成長段階)
  3. 試行錯誤して自分なりの答えを持つ(”考えようとして考える”に関する成長段階)
  4. ”考える機能”を身につけた脳が物事を抽象化して捉える(”抽象思考”に関する成長段階)

という順番で成長していくのではないかな?と思っています。

これでもし自走モードになるとするならば、親目線の言い方では

  1. 何に興味を持ったか、見守りつつ観察(親の発想にない関心事があるかも)
  2. 先回りせず、おかしな表現も真剣に聞く
  3. 成り立っていないロジックや物語に付き合う
  4. 「それってどういうこと?」の問いかけを通じて説明させてみる

といったところでしょうか?

脳の様々な分野(例えば算数だけでも空間認識や規則性などで働く部位)は、

バラバラに(刺激に応じたスピードで)成長していくものと思います。

脳科学は詳しくないですが、脳は連合野として各部分が連携して働くものらしいので、

より多面的に成長を見守らなければいけないのかもしれません。

(さらにいえば「中学受験に合わせて優先的に育てる脳」みたいなものもわかりませんし)

 

失速したケースや「ある問題がすっとわかるようになる段階がある」という経験のもと、

脳の成長的にまだ早そうなことは先送りし、基礎固めや成長促進に時間を使ってみようと思いました。

私自身もまだ

抽象化の壁に備えて何ができるのか?

抽象化の壁は、備えていれば越えられる類のものなのか?

それとも成長の個人差は避けられないから、4科目横断的に対応して乗り切るしかないのか?

について発展途上です。

娘の成長のスモールステップを考察しながら、仮説の精度を高めていこうと思っています。

次回は小学校受験生が中学受験に有利なのか?について触れたいと思います。

また低学年と高学年の塾での学習がどう違うかも、続けて書いてみたいと思います。