妻はNHKテレビ小説(いわゆる朝ドラ)を観ていますが、今回の
「虎に翼」
は、娘もなかなかハマっているようです。
モデルは女性弁護士第1号の三淵嘉子だそうです。出身校である明治大学でも紹介されていました。
娘は伊藤沙莉の演じる猪爪寅子の賢くも一本気で痛快な生き方に、何かを感じているようです。
もしかしたら単に面白がっているだけかもしれませんが・・・😅
ただ娘の性格も結構豪快で怖いもの知らず、嘘は平気でつくくせに、
おかしいと思ったことは納得するまで自分で調べようとするなど、
主人公の直情的だけど論理的な性格に、似ているように感じるところもあります。
もしかしたらこれがきっかけで、法律の世界に興味を持つかなぁ🤔
と、思わず期待してしまいます。
別に裁判官や検事、弁護士だけが法の世界に生きるわけでもなく、
公認会計士のように実業の世界で企業をサポートする仕事もあります。
M&Aを担当するコンサルティング的な仕事もあります。
いずれにしても法を知ることが重要で、また人を知ることで法を適切に運用することが重要です。
法は人を縛るものではなく、社会を成立させることで人を守ってくれる道具です。
性格的にも学ぶことに対する考え方で見ても、割りと娘に合っている気はします。
地道にデータを積み上げていって仮説を組み立て、検証して世界の法則を定義するような、
数学的学問よりも、社会科学の方が娘は楽しめそうなんじゃないかな~と思ったりします。
思えば娘の愛読書でもあった「学校では教えてくれない大切なことシリーズ」でも、
は、面白がって読んでいました。こども六法でも買って本棚に置いておこうかな・・・
www.koubundou.co.jp中学受験の目標校も大切ですが、その先も見据えた目標、すなわち自分の進路も大切です。
よく進路指導なんていうと、
進学先をどうするか~、文理どっちにするか~
と考えがちではあるのですが、
受験のために進路を決めるのではなく、人生の進路のために受験を決めた方がいい
と私は思います。もちろん、理想論な部分はあると思います。
この学校に行くのが素晴らしい(かっこいい)と思ってしまったら、
他の学校では学べないと思ってしまったり、可能性を自ら閉ざすこともあるかもしれません。
下手したら、出身校によって同じ職種の人の能力を区別してしまうことになるかも。
東大出身のお医者さんは優秀で、自分の知らない大学を出たお医者さんはヤブと決めつけたり。
実務は社会に出てからも学びです。学校卒業で上がり(ゴール)と思った人は、
社会に出てからは学ぶことをやめてしまい、苦労することでしょう。
学びたいこと、進みたい道があるならば、途中でどんな経路をたどったとしても、
なりたい自分ややりたいことにつながる可能性はきっと残されると思います。
娘には、
いま面白いと思っている事柄の先には、どんな進路があるのか?
を、適切なタイミングで紹介していけたらな~と思います👋