主に首都圏の話ではありますが、中学受験が過熱していると言われています。
首都圏模試センターが公開している資料を見ると確かに増加傾向で
過去最高の受験者数!
も本当だと思うのですが、
定員が約48000人
受験者数は概ね1000人ずつ毎年増加
という感じなので、総定員に対しては毎年2%程度の増加です。
恐らく
毎年2%も中学受験者数が増えています!
だと、
へ?たったそれだけ?😮100人に2人ずつしか増えてないの?🤔
と思う保護者も多いから、受験業界はあえて
首都圏では4.65人に1人が中学受験!
と
バス🚌に乗り遅れたらおしまい!
みたいな煽り文句を使うのでしょう。
しかも首都模試の資料がえぐいえぐい🥴
中学受験市場
ですからね!🤣なんかもう、本音がダダ洩れ?入試動向とか、他にあるだろうに。
(首都圏模試センターの公開資料はこちら)
以下のように、増加数や定員などがまとめられています。
一番増えているのは
のべ応募数
でしょうか。午後入試や公立中高一貫(受検料が安い)が増えた影響かもしれません。
数字を丁寧に拾いながら、他の数字と照らし合わせて分析すると面白いと思います。
私の印象としては、
受験産業界よ、この波🌊に乗れ!
とシャカリキになっているほどには、増えてなかったんだぁと思いました。
いずれにしても、見るべきものは6年生の時の志望校倍率なので
毎年2%くらいの増加は誤差
だと、私は思います。
しかし。塾業界はこの波(メディア戦略?)にうまく乗り?、業績を伸ばしています。
一部上場の早稲アカや東証スタンダード上場のナガセ(四谷大塚)の決算資料を見ると、
順調に生徒数、売り上げが伸びていますね。
※四谷大塚の決算資料にライブモニタリングの話が出てないのは、タイミングなのか
何なのか、よくわかりませんでした。業績への影響がないということでスルー?
SAPIXは母体の高宮学園が非上場なので、ネット情報しかありません(決算資料なし)。
規模の面では早稲アカにはまったく敵わないのですが、なかなか一強状態が崩れませんね。
日能研も非上場なので、ネットで売上高や社員数がわかる程度です。
5年もあれば状況は変わったりしますので、今後も動向には目を向けておこうと思います。