最近、
学校を休んで旅行や体験をする”ラーケーション”を導入しよう
というニュースを見かけました。
休んでも欠席扱いにならない
とのことですが、休みたい時に休める(社会人の有給休暇と同じ)でもいいかなと思います。
我が家でもできることなら、1~2日は好きな時に休みを取らせて
安い・混雑しない平日に宿泊を伴う旅行がしたい!
と思うのですが、実際にはできません。
欠席で勉強が遅れることが不安なわけではありません。
単純に
日本社会独特の同調圧力(Social Pressure)
が怖いだけなのです。日本を否定するわけではなく、日本に居る以上はある程度従う、
まるで住んでるから支払う住民税
みたいな感じです。
抜け駆けは許さない!
結果平等が何より大切だ!
空気を読め!
は、良くも悪くも日本文化です。学校を休んだら、次の登校時に
なんで休んだの?
という話題になります。難しいのは、
病気であれば何だったか?いつからでいつ回復したか?
サボり的な理由だったら、何をしたか?どこに行ったか?
と聞かれ、
いかなる理由であっても噂になり、場合によっては親ネットワークに飛び火する
というところです。逃げられないですね、これは🥴
嫌なら誰かが声を上げて~となっても、
誰も一番乗りにはなりたくない😓
これも日本文化です。一番乗りは称賛されにくいというか。
ですので
社会全体の空気がそうなってくれればいいのに
と、多くの日本人が思うことは色々あると思います。
ラーケーションには期待したいですし、愛知県の取り組みは応援したいと思います。
そして、学校の先生方にも同じように、
休みたい時に休みが取りやすい
計画的に数日~2週間程度の休みが取れる
という職場環境で働いてほしいなと思います。
私が子どもの時も、保護者として接するようになった今でも、先生は休まないなぁと思います。
先生が休みを取る姿を見れば、子どもたちが大人になる時に
休む?それのどこが珍しいの?
という文化レベルの変化につながると思います。
働く先生や親を見て勤勉な大人に育ってほしいという考えもありますが、
大人になっても休んだり、個人の人生を考えられるような、そんな世の中になったらと思います。
少なくとも、公的か商業的かを問わず、サービスを利用すれば働く人には接するわけですし。
働く姿よりも、大人が休む姿を子どもが知らなくていいのかな?と思う時があります。
勉強だけでなく、生き様を教えること、ひとりひとりが社会を作っていて、
誰かの敷いたレールで人生の終着駅まで向かっているわけじゃないんだよ
ということも、子どもへの大切な教育だよなと思いました。ぜひ先生にも休みを!