しばしば書いている話ではありますが、
やっぱりそうだよなぁ
と思うことがありました。
娘は”あつ森(あつまれどうぶつの森)”だけでなく、スプラトゥーン3もやっています。
スプラトゥーン3の中に、
テクニックを磨くためのチュートリアルである”クレーター”や”オルタナ”
というコースが存在します。反射神経だけでなくパターン把握や作戦(時間や弾数制限の考慮)など
結構奥が深く、テクニックも頭も結構使います。娘は購入してしばらく
絶対にオルタナをクリアしてやる~!😠
と頑張っていましたが、ある日「もうムリ」と言って諦めました。それがこの夏休み、
あれから1年以上経って挑戦したら、苦労していた様々なステージを難なくクリアできました。
目、手、指先の連動(神経伝達)も、パターン把握や作戦考慮も脳に関連する
そんなことを思い浮かべました。
SAPIXの教材や他の課題などをやっていると、
まだ脳の発達段階的な問題で取り組むのは早いのかなぁ🤔
と思うことがあります。上の子の時はそこまで頭が回らず、早稲アカの課題やテストでも
今やっておかなければ穴になる
同じ学年の子がどんどん先に進んでしまう
という焦りを感じることがありました。しかし学年が進むにつれて
苦手としていた単元もある日すっきりとわかることがある
一度諦めた問題が、特に復習したわけでもないのに急に解けるようになる
という場面に出くわすことで、
脳の成長段階によって得手不得手に見えてしまったり、過負荷になることがある
という考えに至りました。受験が終わって振り返ってから得たものの一つです。
但し”あの時できなかった問題、後から改めて取り組んだ問題”というのは、
標準問題ではなく応用・発展問題(算数の場合)
物語文における心情理解の記述(国語の場合)
です。あくまでも
難易度の高い問題とどう向き合ったか
という話に限ります。特に
同じクラスで我が子が解けない問題を完璧に理解できている子がいる
という時に、どう考えるかがポイントです。
私は上の子での経験を通じて
どの単元も基礎が正確に理解できていればよい
応用・発展はパターンで解くのでなく、すべての情報を脳内で整理して使って解くもの
多くの情報を脳のワーキングメモリに入れたり、メモを活用したりするのも脳が発達してから
ということに気づいた気がします(感覚なので確かではないですが)。
クラスの上下に関係なく、周りの子ができていて我が子ができていなければ気になるもの。
そういう時は、逆に我が子ができている分野があっても焦りを感じるものと思います。
中学受験は長丁場です。
基礎をしっかり固めておけば、脳の発達が間に合って難問を解ける日が来ることもあります。
積極的に先送りすることも作戦のひとつとして、十分アリだなぁと私は思いました。