四谷大塚は新1年生準備講座しか通ったことがないですし、日能研は通わせたことがないので
近所の2~3名の話しかわかりません。ただ、日能研に通わせていたご家庭の様子だと、
子どもの勉強は塾にお任せ下さい
みたいな感じで、面倒見はよさそうでした。四谷大塚はいつも生徒が受付近くのパソコンや
自習机で復習している感じでした。予習だけでなく復習もやらせるスタイルになってました。
サボらずコツコツできる子どもであれば、四谷大塚のインフラは活用できそうでした。
でも実際に半年は通わせてみないと、塾の本当の姿はなかなかわからなさそうです。
書店で売っている中学受験塾比較の本は・・・私も何冊か持っていて何周も読みましたが、
そりゃ表面的にしか書けないよな。校舎や先生でも違うし
システムの話も最新でなかったりするし
本で塾のことを理解するのは無理
と思いました(個人的には自信を持って言えます。いっぱい買ったもの😭)。
かといって親ネットワークの口コミも、その人のサンプル1の意見。バイアスもかかります。
今のご時世なのでネットであらかたの情報は調べられますが、
受験塾比較の本は常に一定のニーズがあるのか、改訂されつつ根強く売られています。
塾を知るには無料テストなどで開催される説明会などよりも、3月に開催される入試報告説明会に
各塾の特徴が出ていると思います。受験学年になる前からできるだけ足を運び、
説明を聞いて資料をもらってくることをおすすめします。
また同じ塾でも校舎によって違ったりもするので、通える範囲なら比べた方が良いです。
4大塾を回ると、中学受験熱の煽り方に違いを感じます(個人の印象です)。
しかし一番、塾との相性が出るのは
自ら学習に取り組める子か
システマチックにルーチン化されていると取り組める子か
自力やシステムでなく、大人(塾、親)と一緒が一番頑張れるという子か
塾内でのクラスや席順、テストや宿題への取り組みで他の子と比較されると燃える子か
といったところな気がします。ここではさすがに、どれがどの塾に近いのかは書けませんが、
入試報告会や体験授業、保護者対応
校舎で公開されている掲示内容(実績だけか、個人名と合格校も出てるか)
校舎設備やオンラインで、子どもが活用できるものは何が用意されているか
をよく観察していけば、
それぞれの塾が何を武器として子どもを学習に向かわせようとしているか
のカラーの違いを感じられると思います。この時だけは、本、ネット、口コミといった第三者情報を
極力入れさせないようにした方が良いと思います。直感は意外と大切だと私は思います。
通わないのに校舎に足を運ぶのは悪いかな、と思う時もありましたが、
まったくの冷やかしでなく本気で選んでいるわけですし、高いお金を払うのはこちらなので
遠慮せずに見ていいんだ、と思うようにしました。塾の方々と友達になるわけでもないですし。
保護者への対応という点では、
日能研と早稲アカ > 四谷大塚 > SAPIX の順でよく話しかけてくる
という印象です(日能研は無料テストやイベントで何度も足を運びました)。
保護者に決定権があると思っているからか、妙に親身に話しかけてくるというか🤔
しかし。
塾も・・・中高一貫校も・・・実際に通うのは親でなく子ども
です。二月の勝者、第7巻・第63講にも出てくる話によく似ています。
中学受験で良い中高一貫校を見つけ、中学以降の生活を思い浮かべながら、
塾は塾。(言葉は悪いけど)手段として冷静に割り切っていく
と考えて活用する感じがいいのかな🤔
実際、ビジネスとしての授業料は必要だとしても、塾が欲しいのは合格実績なので、
お金を落としてくれるだけ
と思わせないように、子どもは学習をきちんと進め、親も冷静に頑張ります💪