なかなか素晴らしい問題構成のマンスリー講座🤩
問題製作を続けてきた四谷大塚の実力を感じさせますね!😉
girl.chugakujuken-challenge.work
この分でいくと、
マンスリー講座の説明記事(まだ続く・・・😵)
SAPIX確認テスト 3年生5月の結果
全国統一小学生テスト👆の結果
SAPIX確認テストでのコース決定
の順で、ブログを書いていくことになりそうです。
さて今回は前回の続きで、数の性質の発展問題です。
1から9までの9個の数字から4個選びます。これを並べて4桁の数を作ると、
全部で24種類の数が作れます。次の問いに答えましょう。
1,3,4,8で4桁の数を作ります
(1)4番目に大きい数はいくつですか?
(2)24個の数のうち、4で割り切れる数は何個ですか?
(1)は調べ上げですね。8431、8413、8341、8314、8143・・・
答えは8314です。
(2)は、前回の記事で取り上げた問題で覚えた技を使いましょう。
下2桁が4で割り切れる場合、その数は4で割り切れる
ですね👆
十の位が1だと13,14,18なので4で割り切れる数は0個。
十の位が3だと31,34,38なので4で割り切れる数は0個。
十の位が4だと41,43,48なので4で割り切れる数は1個。
十の位が8だと81,83,84なので4で割り切れる数は1個。
ということで答えは2個となりました。
ここまでは誘導にしたがって解いていけばいい問題だといえるでしょう。
ところが。
いよいよ数の性質、最後の発展問題です!
ラスボスは、算数オリンピック系の覆面算(または虫食い算)を易しくした感じでした。
問題
1,A,B,9の4個の数字(ただしA<B)を選んで4桁の数を作りました。
一番大きい数から3番目に大きい数を引いた数は270でした。
5番目に小さい数は4で割り切れました。
(1)AとBを使って、一番大きい数と3番目に大きい数を表しなさい。
答えは、9BA1と9AB1ですね(2番目に大きい数は9B1A)。
これがこの後生きてくる誘導問題です😅たぶんこの
誘導に乗っかって解いていく
というのは、4・5年生の組み分けテストや6年生の合不合テストで、
効率的よく高得点を取るために欠かせない心構えです。こういう取り組みは重要と思います。
(2)AとBの大きさの違いはいくつですか?
いいですね~😄
何でこんなことさせるの?🤔
という、素晴らしい誘導問題です。こういう時に悩んで
もう一度問題文をよく読んでみよう🧐
と思える子が伸びていく気がします(思い込み?)
一番大きい数から3番目に大きい数を引いたら270
(1)の答えから、一番大きい数は9BA1、3番目に大きい数は9AB1
さあ材料を使う時が来ました!しかも筆算でないと気づきにくいです。
ということですね。つまりBAーABは27です。
やったー!十の位がB-A=2だからAとBの大きさの違いは2だ!楽勝~😙
と早合点する子はブー🙅ですね😥
A<Bですから一の位で繰り下がりが発生しています。
したがってB-A=2でなく、繰り下がりで持っていかれた十があるので、
(Bー1)ーA=2
です。つまりB-Aは3ということで、AとBの大きさの違いは3でした🤗
最後の問題。
(3)AとBはそれぞれいくつですか?
あと問題文で使っていない条件はどれかな?🤔と考えると、
5番目に小さい数は4で割り切れました
でした。小さい方から数えると、
1AB9、1A9B、1BA9、1B9A、19AB
で19ABです。4で割り切れるということは、下2桁が4で割り切れるということ。
ABが4で割り切れるということです。そして(2)よりB-Aは3。
数の並びから1・A・B・9ですからAは2~5、Bは5~8となります。
A=2ならB=5。ABは25
A=3ならB=6。ABは36
A=4ならB=7。ABは47
A=5ならB=8。ABは58
この中で割り切れるのは36です。よってA=3、B=6となります。
なかなか面白いですよね🤩マンスリー講座の問題🤗
何でこの小問を解くのだろう?何か理由があるんだろうな
と誘導に乗ろうとしていけば、それほど難しくはないかもしれません。
しかしこういう問題が多いんですよね~、本番も。
何でしょう。今回の問題は
四谷大塚が求めている生徒像
みたいに考えると、まるで入試問題のよう。
入試問題は学校からのラブレター💌とも言いますが、誘導に素直に乗るのは大事です👆
娘はそこまで素直じゃないかも😓と思うところに、一抹の不安があります😥
どうしたら娘が最高に楽しいと思えるか?🤔悩みどころですね😅👋