マンスリー講座は月1回なので、問題の質も考慮するとそれなりにボリュームがあります😓
ということでマンスリー講座4月の記事は4本目ですが、まだ4月分の半分です😩
前回の記事はこちら
girl.chugakujuken-challenge.work
「1.数の操作」は今回で終わりです。次回からやっと図形の分割です。
最後の問題はこんな感じでした。
箱Ⅹと箱Yがあります。それぞれの箱の左に2つの入口があり、右に1つ出口があります。
箱Xは、入口から0より大きい2つの数を入れると、
2つの数を足した答えに3を足した数が出口から出ます。
箱Yは、入口から0より大きい2つの数を入れると、
2つの数のうち大きい方から小さい方を引き、その答えに2をかけた数が出口から出ます。
たとえば箱XとYにそれぞれ5と8を入れると、箱Xからは16、箱Yからは6が出ます。
(問い)箱Yの出口に箱Xの入口の片方をつなぎ、箱Yに21と8を入れました。
箱Xの入口(箱Yの出口とつながっていない方)には16を入れます。
この時、箱Xから出てくる数はいくつですか?
(答え)箱Yは(21-8)x2=26。箱Xは26+16+3=45。答えは45。
そんなに難しい問題ではないですよね。わり算も入っていませんし。
応用問題は逆算でした。
(問い)今度は箱Xの出口を箱Yにつなげました。箱Xには9とAという数を入れます。
箱Yの入口(箱Xの出口とつながっていない方)には19を入れます。
箱Yの出口からは16が出てきました。Aはいくつですか?
(答え)箱Yを右から逆戻りすると、16÷2=8。箱Xから入ってくる数をBとすると、
B-19=8または19-B=8なので、Bは27か11。
Bが27とすると9+A+3=27なので、Aは15。
Bが11とすると9+A+3は11より大きいのでBは11にならない。
答えはA=15。
最初にわり算を使うこと(2倍して16になる数なので8は出せそうですが)、
Bという数を仮置きすること(子どもは意外と仮の数を置くことが苦手だったりします)、
二通りの数をきちんと試すこと、これらを丁寧にやれば難しくはないと思います。
そして最終問題。今度は箱がⅩなのかYなのかが隠されました😱
(問い)今度は2つの箱をつなげますが、どちらの箱もⅩかYか、わかっていません。
1つめの箱にはある数Bと11を入れます。
2つめの箱の入口には、1つめの箱から出てきた数と4を入れます。
2つめの箱の出口からは25が出てきました。
それぞれの箱がⅩ、Yのどちらであるか答えましょう。
また、ある数Bとして考えられる数をすべて答えましょう。
め、めんどくさい!😱仮の数だけでなく仮の箱も考えないといけませんね(ブログ泣かせ😭)
娘は一応解説を聞いてメモしてきたようですが、これ大変だっただろうなぁ😌
でも最後の数が25であるというのが少し思いやりを感じますね😅
娘もすぐ気づいたようで、2つめの箱がYなら出てくる数は偶数(最後に2をかけるから)なので、
25が出てくる2つめの箱は必ず箱Xです。
ということは、2つめの箱Xの入口に入ってきた数は25-3=22。22-4=18で
1つめの箱から出てきた数が18だったことがわかります。
1つめの箱がⅩかYか、これでわかるでしょうか?
Ⅹだとすると、18-3-11=4でBは4となります。
Yだとすると、18÷2=9なのでB=20またはB=2となります。
問題文では厳密に
箱はそれぞれXとYが1種類ずつです
と書かれていないので、こういう時に私は混乱します😅
授業では先生が、
箱はどちらか1種類ずつですよ
と言ってくれたようです(娘よ、先に言ってくれ~😭)
ということで1つめの箱はYなので、Bの答えは二通りで2か20となりますね😉
これでようやく「1.数の操作」が終わりました🤗
前回、前々回で紹介した問題の方が難しそうに思いますが、みなさんはいかがでしょうか?
次回からやっとマンスリー講座4月の後半「2.図形の分割」に入ります!👋