宿題だらけの11月マンスリー講座😓・・・書き始めてから、重たさに困惑気味です。
今回は「数の性質と条件整理の複合問題」の続きです。
3回に分けて説明するうちの2つ目になります・・・くぅ~😭
前回の記事「その3の1:マンスリー講座11月」はこちら
girl.chugakujuken-challenge.work
2つめの問題は魔法陣風の問題でした。以下で、〇で囲まれた数字は
隣り合う数の和
を表しています。マス目には1~9までの数字がひとつずつ入ります。
どこから手を付けるか?がセンスですが、こういう時は大体
一番小さい数字か一番大きい数字で始める
というのが王道かな?と思います。
さて、私の初見は自己流で解いてしまったのですが、四谷大塚の解説は鮮やかでした😅
解答についていた解説はテクニカルな解き方をしていて、そもそも問題は
(1)真ん中の数を求める
(2)すべてのマスの数を求める
の順で誘導されていました。真ん中の数の求め方がわかればすぐだよ、と😮
こういうワザを、本当はマンスリーの授業中に教わるのでしょう(時間切れで宿題ですが😓)。
説明します。まず真ん中の数は
〇で囲まれた数をすべた足した数は、外周8マスの数の合計の2倍になる
という求め方で割り出します。
どういうことかというと、以下のようにマスに名前をつけた場合の式で表せます。
右辺の合計は78ですが、これを2で割ると外周のA~Hの合計=39となります。
一方で1~9の合計は45です。したがって45と39の差分「6」が真ん中だ、
というわけです🤩
鮮やかだけど2年生でやるのか・・・すっ、すげー!😶
と思ってしまいます🤣半分だけですが、
(私としては、娘は)わからなくてもいいかな🥴
とも思ってしまいます。目標は、
説明したら「へー👧面白いねー😶」
くらいの反応にしておきます😅
真ん中が6と決まれば、左上の7と9の順番で6が2回必要になるかどうか早めにわかり、
すべてのマス目を素早く埋められる
ということでした。指導すべきポイントはきっと(推測ですが)
マス目に名前をつけて立式する
立式を通じて、マス目の総和の性質に気づく
マス目の総和の性質を使って真ん中を割り出し、特徴的なマス目から順に埋める
だと思います。特に「立式する」がポイントでしょうね🤔
私は最初、もっとゴリゴリと解いてしまいました😓
今回は使う数字が1~9なので、
一番大きい数字「16」は作りづらいと考えるのが良いかな🤔
から始めました。娘にも、
作る数字と使える数字の相性を考えて、アプローチを決めるといいよ
と伝えるつもりです。1~9で16を作ろうとすれば、7と9しか使えません。
これで左上と真ん中上の組み合わせは確定です。ここで
7と9は、もう左上の2マスでしか使えなくなる
と”条件を絞り込んでいくこと”が、後々重要になってきます。
次はとりあえず一番小さい方で、右下の6に着目してみます。
6を作れる組み合わせは1と5か、2と4です。したがって右下のマスには1,2,4,5の
いずれかが入りそうに見えるのですが、右下のマスの上の丸数字は10なので、
右下に5は入らないぞ!👆(右下が5なら、右真ん中も5が必要になるから)
とわかります。では1はどうか?というと、右下に1を入れると右真ん中は9が必要です。
でも9は左上の2マスにしか使えません。このことから、
右下と下真ん中の2マスで作る6は、2と4の組み合わせになりそうだ(条件A)
と絞り込めます。また
10の和を作る2マスには、5を入れられない
ということも思い出しました(最初から10の近くに5は置けない、と気づく人はセンスがいい!)。
そうすると、5を入れることができるマスは
左真ん中、真ん中、左下、下真ん中
の4か所に絞られます。しかし下真ん中は、先の「条件A」で2か4に絞られているので、
実質的に除かれます。ここからはもう、左上の7と9を仮で埋め込んで試した方が早そうです。
(ケース1)
左上が7の場合。上真ん中は9です。左真ん中が5です。したがって、左上の7から時計回りに、
7,9,1,8,2,4,3,5
で外周がすべて埋まります。使っていない数字は6なので、真ん中が6です。
(ケース2)
左上が9の場合、こちらも左上から時計回りに、
9,7,3,6,4,2,5,3
となり、3が2回必要です。したがってケース1が正解となります。
さて、今回のマンスリーの「数の性質と条件整理の複合問題」は、
これで終わりじゃないんですよ~😭
まだあります・・・。
「その3の3:マンスリー講座2年生11月」に続きます・・・👋