暦の上では一番日数の短い月。それが2月ではありますが、
中学受験では精神的に一番長く感じるのが2月
という気もします。
2024年2月5日は、日本の広い範囲で大雪⛄となりました。
中学受験ではこの日でほぼすべての入学試験が終わります(まだ全部終わりではありません)。
進学先を決めた家庭では入学手続きや塾へのお礼など、明日に向かって動き出す頃です。
一方で、
手応えはあったのに第一志望で合格できなかった(あるいは補欠合格だった)
という家庭では
延納期限まで、あるいは延納制度がない場合は入学金を支払い、
既に合格をもらった学校への進学を検討しながら、一日中繰り上げ合格の連絡を待つ
という長い長い日々が始まります。少なくとも2月11日までは・・・と。
子どもには早く前を向いてもらった方が良いので、
「繰り上げ合格」の存在を知らせない方が良いと私は思いますが、
親としては
子どもの前では「これで良かったんだよ、頑張ったね!」
と励ましつつ、一縷の望みにかけたいという葛藤が生まれたりします。
私も上の子の時は、それこそ何度となくサイト検索をしてみたり、
いつでも携帯電話に出られるように気を配ったりなど、
子どもの前ではもう学校名も出さないけど、万が一の場合は根底から変わってしまう
と思って、少しだけ長い2月を過ごしました😔
入試が終わっても、合否が出ても終わらない。そんな人知れぬ日々があったりします。
もうさすがに連絡はないね😉
と思ってからはすっきりして安心しましたが。
繰り上げ合格も含めて今年の募集は終わりました
とか案内してくれると楽ですけど😅、入学手続き後に辞退する家庭もありますから、
わざわざ繰り上げ締め切りの案内などは出さないでしょう。
そもそも自分が何点だったのかもわからないので、追加合格に入るのかもわかりません。
私も、進学先となる学校に入学金を納めるまでは、
もし連絡来たらどうしよう😥
という不安は拭えませんでした。
今年はじめて中学受験を終えた家庭では、その長さ・厚みに驚いたと思います。
私は人生観に影響を受けました。
長く濃密な中学受験はまだ終わり切っていないと思いますが、
まずは入試だけでもお疲れ様でした。