おことわり:本記事での学校の選び方は、個人的な意見としての参考です。
前回は学校のリストアップについてまとめました。
girl.chugakujuken-challenge.work
今回は
リストアップした学校を事前調査しよう🔍
です。
事前調査することを簡単にまとめると以下の通りです。
(重要・意外と重要、役立つもの)
- 学校を訪れることのできるイベントを一年分チェックしておく
- 校長が話している記事(インタビュー等)を読む
- 通学時間は”実際にその時間帯の電車”に乗らないと、実情を体感できない
- 入試日、合格発表日、入学手続日(+延納の有無)の時系列情報と入学金
- 事件・事故に関する学校情報は、ネットにあっても意外と知られていないのでチェック
(意外といらない・あてにならないもの。なくても最終的に困らなさそうなもの)
- 塾や受験本の分類(〇〇型)はあてにしなくていい、あるいは見なくてもいい
- インターエデュなどの口コミ情報は、事実情報のみ精査し、それ以外はすべて捨て
必要なもの、重要なものから先に見ていきましょう👆
学校のイベントスケジュールチェック(一年分)
最初、かつ最重要なのがこれです。学校リストアップでも述べましたが、
進学先を決めるのは家庭。合否難易度以外の情報に関しては、塾はあてにならない
です。本や口コミ、OB談も(慶應は別かもしれませんが)あてになりません。
ということで、
可能な限り何度でも学校に足を運んで自分の目で見るべき
と私は思っています。
いま上の子が通っている学校も10回は見学しましたし、他の学校も7回とか5回、
少なくとも受験した学校はすべて3回以上、学校に足を運んでいます。
受験学年になるとそんな悠長なことは絶対に言ってられないし(満席になるし)、
そもそも学校で参加できるイベントもそんなにありません。
学校訪問の機会があれば、後で行けると思わず何度でも行っておく
ことをお勧めします。子どもを連れて行く必要はありません(行きたがるならOK)。
ほとんどのイベントで子どもは楽しくない(退屈、嫌になる、親子バトルになる)からです。
親が何度か足を運んだ後、良いタイミング(成績が上がった、文化祭に興味が出た)の時でOKです。
親は何度か見ていて知っていると、連れて行った際に子どもを構う余裕ができます。
子どもの様子を観察しながら、通う姿をイメージすることもできるようになります。
ですが親子ともに初めてだと、親子の関心度に温度差が出ます。
自分が通うつもりで見なさい!
自分のことだよ、6年間通うかもしれないんだよ!
といくら喚いたところで、子どもにとっては苦痛でしかありません。学校見学が嫌になるかも😱
子どもは目先のことしか見えません。そういうものだし、それでいいと思っています。
(どうか叱らないでやって下さい😅その辺のことを書いた記事はこちら)
girl.chugakujuken-challenge.work
また学校のイベントスケジュールは、必ず学校のホームページで調べます。
四谷大塚や首都圏模試のイベントカレンダーは、あまりおすすめしません。
理由は
検索条件(絞り込み)に慣れないと、あるはずのイベントが出てこなかったりする
最新の情報や予約状況(満席、対象学年情報など)がわからない
からです。つまり、日付さえわかれば十分と思っていても、それを捕まえられない😅
(これらのカレンダーは・・・何度も使った上で、学校HPの方がいいという結論に)
そして秋以降になると
申し込み殺到のために追加の回を用意しました
といった案内も結構出ます。もし学校リストが10校程度に絞れたら、
Webブラウザのブックマークにまとめておき、定期的にチェックしやすくしておく
というのも良いと思います。私はOutlookカレンダーに入れています(すぐ忘れるので)。
Googleカレンダーでも良いです。ポイントは3種類のリマインダーを入れることです。
- イベント予約可能時期を確認し始める日(その日からDailyでリマインダーを出す)
- イベント予約可能日(学校HPで予約開始日を確認し、その日をカレンダーに入れる)
- イベント開催日(予約不要なイベントも含めてカレンダーに入れておく)
年に数回、頑張ってこれらをやっておけばもう安心🤗
でもやはり手間ではあるので、まだ挑戦していませんが、
Selenium VBAを使って、各学校のイベント告知ページから予定を抽出する
というツールを作ってもいいかなと思っています。いつか作れたら公開しようと思います。
繰り返しますが、学校選びで最重要なこと(とにかく行く!何度も行く!)を実現するために、
学校のイベントスケジュール(一年分)
を押さえておきましょう👆学校は毎年だいたい同じスケジュール🕐で動きます。
ゆえに一度押さえれば翌年以降も使えます。早い方がよいです(=リストアップはさらに早く)。
実際に
学年が上がって気になる学校を調べたが、
イベントスケジュールを見ると既にいくつも終わっていた
ということが起こります😱
よく「早いうちの見学は大事だよ」というと「まだ早いよ」という人も居るのですが、
- 絶対に進学することのない学校
- 冷やかしにしかならず受験学年の子に迷惑をかけることになる
などでもない限り、学校を訪れることをためらう必要はないのです。
足を運ぶことより勝るものはありません。まさに学校選びも
百聞は一見に如かず!
スケジュールはすぐに確認しましょう👆
※一周目の経験値~学校選び(2-2)事前調査・中編につづきます