おことわり:本記事での学校の選び方は、個人的な意見としての参考です。
前回の記事に引き続き、学校選びの事前調査・中編を書きます。
割りと重要だったなぁ・・・と思うことです。
校長チェック
校長先生のインタビューなどです。なるべく単独、他の方との対談等ではない方がいいと思います。
私立中学の校長は学校の顔です。学校によっては理事長が前面に出てくるところもあります。
私の印象ですが、校長が教育について理念や哲学について語っているところは、
私学の中高一貫校として、子どもを”育てる”矜持がある
と感じます。逆に、どの媒体を通して語る時でも
進学やグローバル教育、ICTや先端教育
といったことしか話していないようなら、校長でなく広報部長と変わりません。
メディア側の台本で話している時もあるでしょうから、”どの媒体でも”かどうか、で見ます。
学校は塾ではないので、勉強以外の”教育”も大事です。
勉強さえ面倒見てくれればいいや、は子どもがかわいそうかな😥と思います。
通学経路
通学時間帯の電車の混雑具合、遅延・運休時の代替手段の有無、6か月定期代・・・。
都心に通う親ならわかりますが、通勤ラッシュの電車はまさに地獄です。
自分のことしか考えていない大人はもちろん、優しくない・いじわるな大人も結構居ます。
通勤経路は学校選びの時点で確認しておいた方がよいです(大変ですけどね)。あと
ラッシュ時は人の流れが悪くて乗り換えられない・駅から出られない
ということもあります(本当に動かないんですよ、時間帯によって)。
ホームを降りてから何分で学校までたどり着けるか
が、最寄駅からの所要時間です。
それなら朝15分早く出ればいいさ
と思うところですが、
1時間以内で考えていたのに、実質1時間半になった
ということになりますので、乗降客の多い駅が絡む場合は注意しましょう。
入試日、合格発表日、入学手続日(+延納の有無)の時系列情報と入学金
いいなぁ🤩と思う学校を調べていくと、実は併願できないことがしばしばあります。
まずは
第一志望がここだったら、併願できる学校はこの数校になる
というフローチャートを作ります(偏差値はひとまず気にしなくてもOK😅)。
午後受験を考えている場合は、学校の移動時間と昼食時間(と場所)を必ず決めておきます。
それこそ昼食場所確保のため、前日からコインパーキングに車を止めておいて、
子どもの荷物交換と昼食を済ますといったことも出てきます(うちはこれでした)。
1日最大〇〇円みたいな駐車場はありがたいです。
また往復の交通事情や体の負担、感染症対策を考慮し、宿泊を入れるケースもあります。
さらに、合格に伴う書類受領なども発生するので、できる限り休暇を取って父母で対応します。
午後入試を考えている場合に考慮すべきことは、別途詳細にまとめたいと思います。
あと2月1日以降に出願するケースも出てきますので、その辺もフローチャートに入れます。
金銭面では受験料だけでなく、辞退する学校に入学金を納めるケースも出てきます。
思ったよりも出費がかさむことはありますし、
2月になるころには、すでに金銭感覚がおかしくなっている(6年生になると💰が!)
ということもあるので、
いくら貯めておけばよいか(払い損となる入学金含む)
を知るためにも、受験料+入学金(+延納制度)を”冷静なうちに”調べておきましょう。
特に延納制度は要確認です!受験する学校はすべて調べましょう(直接聞いてもOKです)。
事件・事故に関する情報
悲しいかな、どこの学校でも大小さまざまなトラブルはあります。
過去に生徒が自殺したこと
学校に関するトラブルがあったこと
などは、残念ながら風化していきます。進学させるかもしれない学校については、
調べてみる価値があります。嘘や誹謗中傷、フェイクニュースはさておき、
新聞が取り上げていたニュースなどは知っておいて良いです。
事件や事故について学校に聞いてもいいですし、聞かなくても良いと思いますが、
そのことについて尋ねたり匂わせたりした際の学校の反応に疑問があれば、
より注意深く学校をチェックする気持ちになると思います。
6.そのほか
学校によっては保護者会(PTAみたいなもの)や地域保護者会(地域ごとの連絡会)があります。
中学校からは保護者同士のお付き合いは最小限にしたいな・・・😓
と考えている親御さんにとっては、意外と気になることかもしれません。
保護者同士のつながりといっても、たまに顔を合わせれば済むものから、
小学校のPTAと変わらない、いや、それ以上につながりが強い😅
というものもありますので、調べておくと良いと思います。
※一周目の経験値~学校選び(2-3)事前調査・後編につづきます