2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

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(結果待ち)全国統一小学生テスト 2023年 11月 2年生

昨日は四谷大塚主催の全国統一小学生テストでした。

偏差値次第ですが、基準を満たさなかった場合はマンスリー講座とお別れです👋🥺

面白い問題を2年生でもわかるように教えてくれる楽しい講座なので、

できれば生き残ってほしいなと思います。今回生き残れば3年生までは通えるので・・・😅

 

気になる手応えは・・・

国語も算数もきっと満点💯🤩

とのこと😉

はい、でました~🤣

 

さて、お迎え終わった帰り道、早速採点してみました~

算数は・・・満点はなかったです。満点どころか

マンスリー大丈夫だろうか😱

という結果でした。まぁドンマイ!ですけどね😉ご愛敬。

内容としては、

ちょっと難しいかな?🤔

と思った大問6を完答できていました🤩おお~

マンスリーで一緒のお友達も受けてたそうですが、

大問7は全部できなかった😭時間足りなかった~

とのこと。娘は、

大問7の(1)、(2)の①と(2)の②の3つをすべて答えたけど(1)のみ正解

でした。大問6までにやらかしまくったので🤣、総得点は上がりませんが😖

大問7はやっぱり条件整理だったので、問題をよく読んで考えれば解けたかな~?🤔

今回は

絶対に最後は条件整理だから、よく問題用紙を汚してこいよ~👋

と送り出したのですが、問題の読解力が足りませんでした。

条件を一つ見落としてしまいましたね😅これは仕方ない、難しかったね、と。

(2)の①が解けないと②は解けなくなっているので、この2問はセットで10点です。

自宅に帰って解説をしました。

 

片面が白、反対面が黒のカードが100枚あって、2人の子どもがそれぞれひっくり返した

という問題です。

最初に100枚すべて、白が見えている状態からスタートします。

男の子が12枚ひっくり返したあと、女の子が”白と黒のカードを合わせて30枚”

ひっくり返したところ、白が黒より32枚多くなりました

という条件です。とりあえず解き方を2通り示します。

※この問題には説明の不足を感じます。というのも

 ”男の子が全部「白→黒」にしたかはわからない”

 を疑問に思うかもしれないのです。男の子が最初に6枚「白→黒」したあとに、

 ”同じカード”を6枚「黒→白」にすると、白100枚に戻せてしまいます。

 ここに引っ掛かると(2)の②がうまく解けません。私としては問題文に

 「ただし、男の子はすべて別のカードをひっくり返しました」

 みたいな補足を書いてほしかったです。厳密には”のべ12枚”と書かれていないし、

 女の子の説明だけ「女の子は白と黒のカードを合わせて30枚ひっくり返した」

 と書かれているので、男の子は「白→黒」しかしなかったように解釈はできます。

 しかし男の子が「黒→白」も行ったとすると②の答えが5通りできてしまうので、

 補足した方が良いと思いました。この不足は「それも含めて注意力を要する読解力」

 といえるような難化手法になってはいないと思います。

 

まずは”楽になるけど2年生ではなく3年生の解き方”です。3年生ならすぐ解けます。

線分図です(和差算の基本)。配られた四谷大塚の解説は線分図でした😬

SAPIXではまだのはずですが、リトルスクールではもうやってるの??😮

3年生のはずだと思ったけど・・・?

(A:線分図方式)

こうすると、白は黒+32だとすぐわかります。そして白と黒の合計は100なので、

白+黒=100と、黒+32=白の2つから、(黒+32)+黒=100が導けます。

もう簡単。100-32=68で、これが黒+黒なので、黒が34枚。白は66枚です。

3年生だと大問2くらいで出てくるレベルでしょう。

 

(B:地道に計算。つるかめ算方式)

※娘には最初こちらで教えてから、線分図も教えました。線分図がわかれば一瞬だよ!と

まず男の子が12枚「白→黒」でひっくり返したとすると、白88枚・黒12枚です。

ここから女の子が「白→黒」と「黒→白」を合わせて30回ひっくりかえしています。

もし88枚の白を30枚「白→黒」すると、白58枚・黒42枚で差が16枚です。

※娘には以下のように図で示しながら説明しました。

差が小さすぎるので「30枚全部が”白→黒”ではない」と考えます。なので黒を減らしていきます。

黒が1枚減ると白が1枚増えるので差は2広がります。この差が32になればいいので、

白58・黒42・差16から差が32になるまで、あと16だけ差を広げるということです。

黒を1枚減らせば差が2広がるので、16の差を広げるには黒を8枚(16÷2)だけ

減らせばいいことになります。したがって、42ー8で黒が34枚。白は66枚になります。

 

次の問題(2)の②は

では、女の子がひっくり返した30枚のカードのうち、白から黒にひっくり返したカードと、

黒から白にひっくり返したカードはそれぞれ何枚ですか?

というものでした😮さすが四谷大塚。最後はややこしいものを入れてきますね~😅

ちなみに私のブログでは図を描いていますが、本番の問題に図はありません!ひえ~😱

でも解ける子は解けるでしょうね。図を描ける子、あるいは3年生まで先取りしている子・・・。

男の子は「12枚すべてを白から黒にひっくり返した」という前提で進めます。

基本的にはつるかめ算みたいな発想で解けばいいかな?🤔と思います。

下の図の真ん中の状態から”30枚ひっくり返して”、右端の最終形にすることになります。

まずは真ん中の状態から30枚、全部「白→黒」にしてしまいましょう😅

すると白58・黒42の、①の解説で出た状態になります。これがあるので、線分図より

つるかめ算で解いていた方が、②を完答できる可能性は高まるかな~と思いました。

※試験時間がない時は「①を線分図で秒殺して②は捨て」で得点を稼ぐかもしれませんが😉

白88からの最終形は白66なので、白は22枚ひっくり返せばいいはずです。

でも女の子は30枚ひっくり返していますから、あと8枚余計にひっくり返す必要があります。

1枚「白→黒」でひっくり返したら、それを打ち消すために1枚「黒→白」をしなければ、

白66・黒34の状態を維持できません。つまり

  1枚「白→黒」をしたら1枚「黒→白」をすればいいので

  4枚「白→黒」をやって、4枚「黒→白」をすればいい(合計8枚分)

ということになります。すると最初に22枚「白→黒」をひっくり返していますから、

あと4枚分の「白→黒」と4枚分の「黒→白」と合わせて

  「白→黒」が22+4=26枚

  「黒→白」が4枚

ということになります😉

ちなみにここで「男の子も白→黒、黒→白の合計で12枚をひっくり返した」となると、

正解が5通りになって非常に困ります😠

例えば男の子が8枚「白→黒」4枚「黒→白」だと、女の子は「白→黒」30枚です。

同様に、

男の子が「白→黒」9・「黒→白」3なら、女の子は「白→黒」29・「黒→白」1

男の子が「白→黒」10・「黒→白」2なら、女の子は「白→黒」28・「黒→白」2

男の子が「白→黒」11・「黒→白」1なら、女の子は「白→黒」27・「黒→白」3

となるので、正解となっている

男の子が「白→黒」12・「黒→白」0なら、女の子は「白→黒」26・「黒→白」4

と合わせて5通りになります。

 

これが大問7でしたが、①が解ければ②も解けるかも🤔という感じでした。

個人的には図形問題っぽい大問6の方が難しく感じましたが、どうでしょう?

図形と条件整理を組み合わせた大問6

和差算と条件整理を組み合わせた大問7

どちらも得点の分かれ目だったのではないかな?と思います。

娘は大問6が短時間で解けたおかげで、大問7の(1)が無事に解けました。

マンスリーのお友達は大問6でつまずいたのかもしれません。授業の様子を聞く限り、

恐らくそのお友達は大問7が解ける力を持っています。大問6と7が逆の順序だったら、

娘はさらに10点落としていたかもしれない、ということです🥶

そういう意味では、やらかしたけど少し救われた今回の算数😐

平均点と点数分布は、どうなりますでしょうか~・・・😅