10月のマンスリー講座は、授業でやり残した問題が少し多めでした。
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授業でもブリーフィングでも説明がなかったので、まずは私が問題を分析して
この問題で教えたいこと、教えるべきことは何なのか?🤔
を考えるところから始めました(マンスリー講座には解説がついてこないので😭)
土日に時間ができたので分析し、その後で娘👧に説明しながら解かせてみました。
分析すると奥が深く、また小学2年生に教えることの大変さもわかったので、
マンスリー講座の問題と子どもの学習例として、4回に分けてお送りします😅
宿題として残ったのは、簡単にいえば
- 条件整理っぽい問題が一問
- 魔法陣っぽい問題
前回の「平均」概念を使えばあっという間だが、それ以外の解法は時間がかかる
- 積み木問題
積み木の総数を計算で割り出し、数の作り方を考えれば効率よく解ける
積み上げられた複数の立方体を多面的に投影し、見える面の数を数える
でした。
今回は、条件整理っぽい問題を解いていきます。
(1)条件整理っぽい問題
3x3のマス目に1~9の数字を埋めるものですが、魔法陣とは違います。
- 数字ごとに書き込める場所が限られている(例:1は左上か中央のマスのどちらか、等)
- 数字ごとに書き込める場所は異なる(例:上記1の場所に対して2は右上か右下、等)
9つの数字にそれぞれ指定条件があるので、闇雲にやっていたらなかなか終わりません。
娘に解かせたところ、30秒弱ほど考えこんでいましたが、
8だけ1か所しか書き込めないから、8からやればいい🤩
と気づいて、8の場所を決めました。その後、他の数字の指定条件の場所のうち、
8が確定したマスをすべてⅩ印で埋めていき、2分ほどで解き終えました。
わかるものを明らかにする
わかるものをヒントに、次にわかるものを明らかにしていく
これは条件整理のプロセスです。四谷大塚が教えたかったことはこれかな🤔と思います。
なので娘👧には、
すぐ解き始めないで「この問題を早く解くコツ=問題の正体は何かな?」を考えようね
と伝えました。1回で身につくはずはないので、こういう機会に毎回言い続けます😅
条件整理っぽい問題がなぜ
魔法陣問題と積み木問題の間に、わざわざ”おまけ”として入っているのか?
に疑問を感じました🤔コーヒーブレイク的なものかもしれませんが・・・。
魔法陣は数の性質なので、条件整理でマスを埋めるより規則と計算で解いた方が早い気がします。
積み木を3方向から見て数を計算する問題は、条件整理と考えて良い気がしました。
右から8個に見えるけど、前から見たら隠れているブロックがあるから・・・
と、わかっていること・わからないことを整理して絞り込みを行うからです。
問題に解法が複数ある場合、最適な解法を瞬時に引き出すには、まず問題分析👆
この大切さを、そのつど伝えていこうと思います😊(マンスリー講座10月その2につづきます👋)