2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

成長を求め、人は強くなる。→GronGの受け売り😅だが、しかし

勉強もそうですが、部屋の片づけやら早寝早起きなど、生きていると何かしら課題・目標があります。

目の前の課題が大きく見えるかどうか、次々にこなさなければならないタスクが山に見えるかで、

息苦しく感じることもあれば、達成した後のイメージを膨らませて意欲的に取り組める時もあります。

 

娘に課題や生活リズムで注意を促す時、

大人が感じる難しさと、子どもが感じる難しさはまったく別物なんだよなぁ

と思います(個人の感想です)。

 

大人は

・目標達成時の状況や状態はイメージできる

・達成した時のご褒美と、現在の感情(面倒くささや他に優先したいこと)が天秤にかかる

・気持ち次第なので、無心になって踏み出すか、目標達成のイメージを強化すれば取り掛かれる

という感じです。なので子どもに対しても、

自分の心に打ち勝とう

大きな目標に向かって頑張ろう

みたいな言い方をしてしまいそうになるのですが、大人と子どもはやっぱり違うように思いました。

子どもは

・先の時間や遠い距離を実感したり、想定したりしない

・達成経験が少ないため、目標達成という心理的収穫が動機づけになりにくい

と考えられます。二月の勝者にも出てきました。第5巻の第42講です。

shogakukan-comic.jp

ja.wikipedia.org

私としてはむしろ感覚的に、

ものすごく長い川があったとして、下流域はすごく晴れていたとしても、

上流域で集中豪雨があれば、下流に鉄砲水が発生する

これを経験や知識によって想定できるのが大人、想定外なのが子ども

という風に考えられます。昔アメリカのアンテロープキャニオンに旅行したのですが、

現地のガイドが

ここは美しいけど怖いところです。雲一つなく晴れた日でも、はるか遠くの上流に雨が降れば

あっという間に洪水になります。晴れた日でも警報が鳴ったら、すぐ逃げなければなりません

と。

www.onlyinyourstate.com

 

子どもと大人の違いが時間の感じ方だけなら、超近未来の

今日宿題をやらなければ明日どうなるか?

は、わかるはずです。でもすぐやらないですよね?なので、時間の感じ方だけでなく

状況想定力、状態想像力

の違いなんじゃないかなと。早く、ARやVRによって

好ましくない状況をリアルに再現してくれるバーチャル地獄アプリ

とかを作ってほしいものです。もっとも、そうしたら次はゴーグルのかぶせ方がポイントですが。

Apple Vision Proが出たら、是非買ってみたいです。アプリ開発はできるのかな・・・。

もしかしたらMeta Quest 3とかの方がいいのかな・・・。

 

それまではテクノロジーで解決するのは難しそうなので、

遠くの目標はイメージさせない

身近な目標をさらに細かくし、スモールステップの連続で一段目を特に低くする

あるいは、

「塾の算数が子どもに長い道(線)を意識させるようなプロセスになってない」ように、

面白そうな、発達に合った課題を”点”として取り上げる

点を習熟していくうちに、ある日、線としてつながり自分で力がついたことを実感できる

という風に、すぐできるスモールステップをつなげていきたいと思います。

 

私自身は、GronGのプロテインの裏側に書いてある、

成長を求め、人は強くなる。

みたいなのがわかりやすいですけど、

自己肯定感こそ万能だ! 頑張ることは常に善なのだ!

みたいなのは違うかな?と思います。

grong.jp

 

重すぎず、ゆっくりと。いろんな形があっていい。

迷いながら、学びながら、子どもたちと一緒に歩いていけたらいいですね。